約 1,268,406 件
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/396.html
外界篇 「○○ー、次はこっちー」 「はいはい、慌てないでくださいね、人が多いんですから」 ○○の腕を引くレミリアを、彼は優しくなだめた。 「あら、大丈夫よ、貴方が手を引いていてくれるんでしょ?」 「まあそうですけれど、それでも気をつけてくださいね」 そう微笑んで、彼は楽しそうな彼女に日傘を差し掛けた。 どちらかというと、腕を引かれているのは彼の方なのだけど。 八雲紫主催の神無月外界旅行。 暇を持て余していた紅魔館の主が食いつかないはずも無く。 一も二も無く、彼自身が直接八雲藍に申請書を手渡しに行くことになっていた。 『お前も大変だな』 『いえいえ、好きでやってますので』 という会話を交わしたことは内緒である。 「○○、あれは何?」 「ああ、冷やした鉄板の上でアイスを作ってるんですよ」 「……?」 「食べてみます?」 「ええ」 繁華街の中。騒がしい場所だが、遊ぶには事欠かない。 本来はもう少し静かな場所もあるのだけれど、それは夜に回すとしよう。 それに雨になれば動けなくなるのだから、天気の良い日には出来るだけ出歩くに限る。 いや、晴天も、決してレミリアと○○にとって『良い天気』とは言えないのだが。 「はい、どうぞ」 「ありがと、○○」 嬉しそうに受け取って、レミリアはアイスに口をつける。 外界に出るに当たり、彼が一番心配していたのは彼女の羽のことだったのだが。 『これが問題なら、霧化させておけば良いでしょう?』 そうこともなげに言い放ったので、彼の心配は杞憂に終わった。 少し不自然に二人の周囲が紅いのはどうしようもないけれど、人が気に止めるほどではないのは幸いであった。 その代わり。 「あら、どうしたの、さっきから周りばかり気にして」 「いえ、何も」 「変なの。一口食べる?」 「……ええ、いただきます」 レミリアが差し出すアイスに口をつけながら、彼は周囲の視線が痛いほどこちらに集中するのを感じていた。 常人離れした美少女とどこか冴えない青年の二人組の旅行者は、とにかく目立つのであった。 「帰ったらパチェに頼んで作ってもらおうかしら……」 「それもいいかもしれませんね」 言いつつも、○○は周囲が気になって仕方が無い。 「○○、どうかしたの?」 「いいえ、久しぶりだなあと思いまして」 そう応えつつ周りを見る。久しぶりなのは正しいが、本心はそうではない。 レミリアに好奇の視線を送る者達が気に入らないのだ。自身に対する妬みの視線は気にならないが。 いつもの服装ではなく、外に出る様に誂えた、淡い紅のワンピースにカーディガンを羽織った服装。 ごく普通の服装のはずなのだが、それでも彼女が着るとそれだけで映える。 初見のとき、思わず抱きしめそうになったことが記憶に新しい。気の利かない言葉で褒めることしか出来なかったが。 「そうね、懐かしい?」 「まあ、確かに懐かしくもありますが……」 こんなに街は騒がしかっただろうか。まだ離れてそう経ってないはずなのにそんなことも思ってしまう。 「じゃあ、いろいろ回りましょう?」 「え?」 「貴方が外でどういうものを見てきたのか知りたいわ。案内して頂戴」 「はい、喜んで」 指を絡めるように手を繋いできたレミリアに、少し照れながらも彼は頷いた。 外に出るのに許された期間はそう長くなく、また二人は天候にも左右される。 だからこそ、昼夜問わず様々な場所を巡った。 「○○、これはどうー?」 「いいんじゃないでしょうか?」 「もう、そればっかり……あ、こっちは?」 「ちょ、そっち下着ですから! 僕入れないですから!」 服を見に行ったり。 「ん、このケーキ美味しい……作り方わかる?」 「これですか? まあ、たぶん。そういう本も買って行って、咲夜さんに作ってもらいますか?」 「ええ、そうするわ」 喫茶店でお茶をしたり。 「意外と、静かね」 「ええ、まあ、人も若干いますが……この河原は、結構穴場なんですよ」 「渡れないけどね」 「まあそうですけど、でも、こうして静かに虫の声を聞くと言うのも、風流でしょう?」 「そうね……悪くは無いわ」 そう、二人で他愛も無い話をしたり―― 限られた時間のデートを、目一杯楽しんでいた。 だが、それでもたまには天候に祟られるわけで。 「雨ね……」 「ええ、今日は大人しくするしかないですね」 残念そうに外を見るレミリアの隣で、○○がポットを手にしていた。 宿泊先など諸々のことも紫の手配なので問題はほぼ無いが、天候だけはどうにもならない。 「ま、こちらに来てから動きっぱなしだし、たまにはいいかしら」 そう、いつものように羽を現して、レミリアが椅子に座った。彼はその前に紅茶のカップを置く。 「咲夜さんのようにうまくないですけれどね」 「精進なさい。貴方の味も嫌いじゃないけれどね」 雨音を聞きながら、静かにお茶の時間が過ぎて行く。 しばらくして、レミリアがふと口を開いた。 「ねえ、○○。貴方は後悔していない?」 「? 何をでしょうか?」 「何度目の問いになるか、もうわからないけれどね。吸血鬼になったことよ」 そう、カップを指先で弾く。安物だからか、あまり良い音は鳴らなかった。 「こちらに来て、貴方が喪ったものを見たわ。もう貴方はこちらには戻れないけど、でもだからこそ」 目を細めて、彼女はそっと告げる。 「心配になったのよ。貴方が全てを憂えないか。自分の運命を厭わないか。私に――」 そこまで言ったレミリアは、不意に正面から自分を包んできた腕を感じて、目を瞬かせた。 「○○?」 「僕は」 はっきりとした声で、彼は言葉を紡ぐ。 「貴女に逢えて、貴女の側に居られて、居続けさせてもらえて、とても幸せなんですよ」 顔を覗き込むように、優しい声色で。 「何度でもお答えします。僕は微塵も後悔していない。後悔しない。 人間を捨てたこと、貴女の側に在り続けること――これがもし、運命だというなら」 彼女にとって極上の微笑で、彼は告げた。 「僕もまたそれを望む。貴女と一緒に居られるなら、僕は何だって望む。嘘偽りなんてない、本当の気持ちです」 「○○……」 レミリアは○○の背中に手を回すと、強く抱きついた。 「ありがとう、○○。少し心配になったの。街を眺め続ける貴方を見て。懐かしいという言葉を聴いて」 生を無為に思ってしまうことほど、永遠を生きるものにとって恐ろしいものは無い。 自分自身にさえ意味を見出せなくなる――彼がそうなってしまうことが、レミリアには怖かった。 「お礼を言うのは、僕の方ですよ。そしてすみません。ご心配をおかけして」 言葉の後半が微妙に申し訳なさそうな響きを持つことに気が付いて顔を上げると、彼は何ともいえない表情をしていた。 問いただすレミリアに、彼はここ数日の、周囲からの好奇について白状した。 「気が付かなかったわ。でも、悪い気分じゃないわね」 「僕には不本意ですよ」 「ああ、そういうことじゃなくて。貴方がそういう思いを抱いてくれてた、ということが、よ」 その言葉に少し顔を紅くして、当然でしょう、という彼に、レミリアは満足気な想いを持つことが出来たのだった。 「何だか、眠くなってきたわ」 ほっとしたからだろうか、ここのところあまり寝ていないからか、軽く目をこすってレミリアは呟く。 「今日はすることももうないし、休むわね」 「ええ、では僕は――」 どうしていましょうか、という言葉は、不意に再び抱きついてきたレミリアの唇に塞がれた。 「貴方も一緒に寝るの」 「え……ええ?」 「貴方は私のものなんだもの。だから」 甘えるように彼の胸に擦り寄る。少し戸惑っていたらしい彼も、やがてそっと優しく抱き返してくれた。 この愛おしさが、何よりも一番大事なもので――この旅の一番の想い出となることを、二人は確信していた。 「咲夜にはこれ、パチェにはこれで、美鈴はこれ……ああ、フランには何にしようかしら、どれが気に入ってくれるかしら……」 「レミリアさん、決まりました?」 「もう少し待って。○○は?」 「大体は。霜月初めの宴会用のも買っておきましたよ」 「ん、ありがと」 応えながら、レミリアはまた土産物の物色にかかった。 旅行の最終日。もうすぐ紫が迎えに来る手筈になっている。 「んー……これがいいかしら」 ようやく決めてきたレミリアに微笑んで、彼は恭しく手を取った。 「それでは、これは僕から」 「え?」 可愛らしい紅色の縮緬作りの巾着を、そっと手に提げさせる。 「折角の旅行ですから、何か思い出の品などあった方が良いと思いまして」 「あ、えっと、うん、ありがと、○○。嬉しいわ」 照れたように微笑むレミリアに満足そうに頷いていると、後ろから声がかかった。 「あらあら、相変わらず熱いわね」 「紫さん」 「もう、少しは空気読んだらどうなの? あの龍宮の使いみたいに」 「それは失礼。でもそろそろ帰る時間よ」 紫は悪びれずにくすくすと笑うと、スキマを開いて二人に道を示した。 「ま、楽しかったわ。そろそろ館も放っておけないしね」 「ありがとうございました」 「いえいえ、来月初めの宴会、楽しみにしていてね」 言葉に少しの違和感を感じたが、それが何かわからないうちに、彼は再び尋ねられた。 「どうだった? 外界への里帰りは」 「そうですね、敢えて言うなら『故郷は遠くに在りて思うもの』でしょうか」 それに、と○○はレミリアに視線を向けて軽く笑む。 「僕の帰る故郷はもう幻想郷ですから」 「ふふ、まあいいわ、そういうことにしてあげる。幻想郷、の部分に別の地名が入りそうだけどね」 紫は再び笑って、さあ、と彼らを促した。 「ねえ、○○」 「はい」 前を行くレミリアが、不意に話しかけた。 「貴方の帰る場所は、私よ」 くるりと振り向いて、少し不満そうにしながらも、傲然と言い放つ。 「貴方の居る場所は私の傍。ずっと、ずっとよ。いいわね」 ああ、と彼は思う。なるほど、先ほどの会話の、帰るのが幻想郷というのが気に入らなかったのか、と。 そんな小さな我儘と嫉妬が嬉しくて、彼はレミリアの頬に手を伸ばした。 「はい、かしこまりました。僕はずっと、永遠に、貴女の傍に」 「よろしい」 微笑んだレミリアに、彼はそっと口唇を重ねた。 後日宴会の席で面々の旅行中のことが暴露され、照れと怒りでレミリアがまた暴れ、それを何とか彼が宥めるのだが―― それは別の、ちょっとした余談である。 新ろだ53 ─────────────────────────────────────────────────────────── 在るがままで居てくれればいい、とは思う。 そのまま、のんびりとしたままで居て欲しい、とは思う。 それは紛れもない本心。 それでも、種族的なもの等のしがらみがないわけではなく。 少しくらいは、と望むのは、贅沢ではないと、思いたい。 紅魔館のティールーム。何となく集まって何となく談笑する、いつもの光景。 「外の世界の本はどうなのかしら。最近紙が少なくなってきたって言うけど」 「紙の本もきちんとありますよ。ただ、そうですね、電子媒体も増えましたからねえ……」 とりとめない話をする中、唐突に扉が大きな音を立てて開いた。 「あら、フラン。いつも言ってるでしょう、ノックを――」 レミリアが言い終わる前に、入ってきた存在、フランドールは満面の笑みを浮かべて―― 「おにーさまーっ!」 「グッ……!?」 心底楽しそうな呼びかけと共に、○○の背中に突撃を敢行。 盛大な紅茶の霧が辺りに舞って、綺麗な虹を映し出した。 「ごほ、けほ、こほ……」 盛大に紅茶を噴き出した○○は、テーブルに伏せて背中を押さえている。 別に、驚いたわけではない。いやまあ、驚きも十分以上にあるのだが。 「……大丈夫?」 「せ、背骨がずれました……」 なってて良かった吸血鬼。いや本当に。 吸血鬼じゃなかったら、大怪我では済んでいないだろう。 「まあ、夜だしすぐに治るでしょう。ところで、今のは何? フラン」 「え? だって魔理沙が」 動揺しているのか、○○を放って尋ねたレミリアに、フランドールは大したことでもないように答える。 「『○○はレミリアの旦那なんだからお前のお義兄様だろ?』って」 「あの黒白ネズミ……」 「呼んだか?」 「居るのか!」 よっ、とばかりに現れた魔理沙に、反射的に突っ込む。 「あんたはフランに一体何を吹き込んでる……」 「あー? 私は別に嘘を教えたつもりはないぜ」 にやにやと笑いながら魔理沙は応じた。 「だってそうだろ? 何よりも大事にしてる奴なんだから」 「ちょっと待ちなさい、どうしてそういうことになってるのよ」 「みんな言ってるぜ?」 「勝手に決めるな」 言いつつ、レミリアはふいと顔を逸らす。照れ隠しであることを知ってる面々は敢えて何も言わない。 「お姉様、違うの?」 「違うわよ、まだ」 「まだ?」 にやにやしながら言葉の端をあげつらっていく魔理沙をきっと睨んで、レミリアは声を上げた。 「だ、第一、○○は全然力量が足りてないもの」 何か鉾先が向いたことを感じて、○○は顔を上げる。 「魔力も弱いし弾幕も撃てないし、半人前もいいとこよ」 「まあ、確かにそうですが……」 そこまできっぱり言われるとさすがにへこむものを感じるのか、彼は少し微苦笑する。 「なら、鍛えてあげればいいということになるわね、レミィ?」 それまで本に目を落としていたパチュリーが不意に声をかけた。 「ん……まあ、そう……なるかしら」 少し歯切れの悪い言葉に、魔理沙とフランドールが顔を見合わせる。 「それじゃあ、私達で鍛えてやればいいんだな」 「そーだねー。弾幕ごっこだね、○○!」 「え、あれ? 何でそういうことに?」 何だか話が妙な方向を向いたことを感じた○○は、驚いた声で二人を見る。 「だってそういうことだろ? 今の話」 「それに、○○も今は吸血鬼だもんね。弾幕勝負できるでしょ?」 「いや僕は……」 弾幕なんて撃てないのですが、と言う前に、ふむ、とレミリアの声がした。 「ま、鍛えるのには丁度良いかもしれないわね。咲夜、貴女も手伝いなさい」 「かしこまりました、お嬢様」 「魔力の素地も才能もないけれど、まあ努力の価値はあるかもしれないしね」 パチュリーが何気に酷いことを言った。あの、とおずおずと彼は手を上げる。 「……僕、弾幕撃てないのですが? というかそもそも飛ぶのも……」 その言葉に、吸血鬼と魔女の親友コンビは顔を見合わせて頷き、素敵な笑顔を向け――。 「ねえ、○○」 「気合避け、って素敵な言葉よね」 ――大変御無体な言葉を彼に放った。 「…………それは」 「さ、○○、始めようか」 楽しそうな声で、魔理沙が○○の肩に手を置く。 「……御手柔らかに、願います」 「安心しろ、最初から全力だ」 「あー! 魔理沙、私からだよー!」 既に部屋の外――ホールの方に向かっていたフランドールの、嬉々とした声が聞こえてくる。 紅魔狂の始まりを確信して、○○は大きく息をついた。今日一日、自分は無事に過ごせるだろうか。 明け方、ベッドの上で、仰向けになって青年が呻いている。 「……トラウマになりそうだ……」 「大丈夫?」 少し心配気に覗きこむレミリアに、彼は僅かに苦笑して頷いた。 「遠くで見ている分は綺麗なんですけど」 「あら、弾幕る方も楽しいわよ?」 ぱたぱたと羽をはためかせ、レミリアは○○の胸の上に顎を乗せて楽しそうに微笑む。 「まあ、すぐに無理は言わないわ」 「そうしていただけるとありがたいです。何せまだ」 「ええ、わかってるわ」 レミリアは体勢を変えると、○○の枕元まで来て彼の頭を膝の上に乗せた。 「……これは、何かのご褒美ですか?」 「そうね、初日にしては頑張ったし」 ○○の頬に手を当てながら、レミリアは、でも、と言葉を繋ぐ。 「少しは頑張って欲しいというのも本当よ。この私の血を受けた眷属だと言うのに、ここまで力量がないと威厳に関わる」 「承知しているつもりです」 「一朝一夕に、なんて無茶は言わないわ。貴方はまだ人間に近しいし。でも、いつか」 そう、いつか。たとえ十年掛かろうが百年掛かろうが。 「いつかは、私の隣に堂々と並べるくらいになってくれるわよね?」 「努力します。僕も、そうなりたいですし」 「待ってるわ。気長にね」 それはきっと、退屈しのぎにもなるだろう。この永き生の、ちょっとした慰みにくらいには。 日付が少し経過して、黒白の魔法使いが再び紅魔館を訪れていた。 「よ、メイド長」 「魔理沙また来たの……って、珍しい、今日は正面からなのね」 「ああ、今日は正式な客だぜ? パチュリーの」 「まあそれなら。でも今ホールは危険よ?」 咲夜の言葉に、魔理沙が首を傾げる。 「どうしたんだ? 妹君がご機嫌斜めか? それともパチュリーの実験か?」 「それだったらまだマシな方ですわ」 瀟洒な従者は苦笑を微笑みに隠して、魔理沙を案内する。 「おお、何か凄い音してるな」 「よりにもよってこんなときに真正面からなんて、貴女もタイミングが悪いと言うか何と言うか」 ホールの方向から派手な音が響いていた。時折声も聞こえるが、何を言っているのかはわからない。 「わざわざ他のメイド達が入れないように空間も遮断してたって言うのに」 「あ、だから今も広さが違うのか。というか何があったんだ?」 魔理沙の問いには直接答えず、咲夜はホールを示した。そこでは―― 「こら、○○! これくらい避けれるでしょう!?」 「無理! 無理ですって!」 ――Lunatic並みの弾幕が飛び交っていた。 ただでさえ紅いホールが、レミリアの弾幕でさらに紅く染まっている。 「おー、派手にやってるじゃないか」 「もうこの四半刻ほどずっとこうなのよ」 「頑張るなー」 魔理沙もたまに○○の弾幕訓練(決して勝負ではない)に付き合っていたので、現状は飲み込めたようだった。 「でも何でまたお嬢様はご機嫌斜めなんだ?」 レミリアの機嫌が悪くて、それに○○がつき合わされているのも理解できる。できるのだが。 「まあ、元々の原因は○○さんよ。現在の発端は私だけど」 「何したメイド長」 「少し唆しただけよ」 何事もないかのように言いきって、咲夜は微笑して呆れた様なため息を漏らした。 その間も、激しい弾幕は続いている。 「獄符「千本の針の山」!」 「それ死んじゃいますから!」 「吸血鬼でしょ! 大丈夫よ!」 ○○に欠片も余裕が無いのが見て取れる。そもそも飛ぶのすら上手く出来ない青年だ。 「あ、被弾ー」 「何度目かしら」 「前も思ったがタフだなー」 それをのんびりと眺めやる少女二人。 「でも正直よくかわしてるわ」 「そうだな、最初とはえらい違い……というか、原因は何なんだ? あの痴話喧嘩の」 「実は全部つながるんだけどね」 咲夜が再び微苦笑した時、弾幕勝負に変化が生じた。 「…………」 「どうしたの○○! 行くわよ!」 紅蝙蝠「ヴァンピリッシュナイト」。蝙蝠が音を立てて飛び回り、ナイフ弾を形成して行く。 「……もしか、して」 ナイフが額を掠めたことにも構わず、○○はレミリアに向かって突っ込んでいった。 「え、ちょっと!?」 蝙蝠とナイフ弾をグレイズしながら一目散に近付いて、彼は囁くような声で言う。 「怒っておられますか」 「……今更、気が付いたの?」 「ええ、今更です、でも」 口ごもって、それでも彼はレミリアを真っ直ぐに見て、その腕を掴む。 「……接触は被弾扱いのはずだけど」 「それでも構いません」 そして、少しだけ唸ると、大きく息をついてすまなそうに言った。 「ごめんなさい。何が悪かったのか、今でもわからない」 「そこまでは気がつかなかったのね」 「すみません」 「…………最近」 弾幕を止め、蝙蝠を身に返しながら、レミリアが呟いた。 「最近、フランやパチェと弾幕勝負してばかりじゃない」 「ああ、ええ、訓練にと」 「だから! ……あまり、構ってもらえてない、私は」 拗ねたような口調で、レミリアは○○から顔を逸らす。 がつんと殴られたような表情になった後、彼はレミリアを引き寄せた。レミリアも抵抗せず、腕の中に収まる。 「すみません、本当に」 「全くね。主を放っておくなんて」 拗ねたような言葉には、それでも不安が滲み出ていて。 「……寂しかったですか」 「…………」 沈黙は雄弁だった。擦り寄るように頬を彼の胸に当ててくる。それだけで十分すぎた。 「すみません」 「謝れば、いいってものじゃないわ……」 「それでも、です。ごめんなさい、やはり僕は、焦っていたのかも」 ○○はゆっくりと言って、レミリアの顔を覗きこんだ。 「早く貴女に認められたくて、それで」 「……それで私を蔑ろにしてちゃ駄目じゃない……」 「ええ、そうなのですけれど、でも」 それでも。その言葉の先をわかったかのように、レミリアは切なげに彼を見つめた。 力のない、人間とあまり変わらない吸血鬼。愛しい者の傍にいるためだけの。 だからこそ、せめて隣に並び立てないまでも、認められるくらいに。 「……馬鹿ね、言ったでしょう? 慌てなくて良いと。何十年をかけても良いと」 「……はい」 「大丈夫、私は愛想を尽かしたりなんかしないから」 逆に抱きしめられて、○○は低く何事か唸って頷いた。 「ゆっくりでいいの。貴方が吸血鬼らしくなるのにも」 「はい……ありがとう、ございます」 「でも」 身体を離して顔を見上げて、レミリアは軽く微笑して言い放った。 「それとこれとは別の話。私を蔑ろにしてた分は、どう補ってくれるのかしら?」 「あー、えーと」 ○○は一瞬迷って、レミリアの頬に手を添えた。 「これで、如何でしょう?」 「ん、まずは及第、ね」 優しい口付けを受け入れるようにしながら、レミリアは満足気に微笑んだ。 「……御馳走様」 「あら、もういいの?」 目の前でキスシーンを見せ付けられて、魔理沙がなんとも言えない表情で呟く。 「よくお前らあれに耐えられるな……」 「あら、まだマシな方よ?」 「普段がどうなのか、考えないようにしておくぜ。で、発端は?」 「今語ってた通りよ」 「それはわかったんだが、咲夜がけしかけたとかいう」 「ああ、お嬢様が最近寂しそうだったから、それとなく○○さんに伝えたんだけど」 そこまで言われて、魔理沙は一つ息をついた。 「わかった。あいつ、何か惚けたこと訊いたんだな。変に鈍いから」 「ご名答」 「よくお前が怒らなかったなあ」 「まあ、じゃれあいみたいなものだからね」 そんなもんか、と頷いてホールを見上げて、まだいちゃついている二人に魔理沙は軽く呆れた。 「というか、私達が居ること気が付いてないだろあれ」 「居ても気にしていない、の方が正しいと思うわ」 慣れきった様子の咲夜に首を振り、魔理沙は軽く呻いて図書館に足を向けた。 「あー、甘い甘い。メイド長、私の分の紅茶には砂糖はいいや。先に行ってるー」 「はいはい」 図々しい注文に苦笑して、咲夜もその場から消えた。 「ん……先に行ったみたいね」 「え、ああ、魔理沙さんと咲夜さんですか?」 「パチェが呼んだって言ってたから。何かあったのかな」 彼の腕の中で小首を傾げ、そして柔らかに微笑む。 「さ、私達も行きましょう。咲夜の紅茶で一休みとしましょ」 「ええ」 するりと抜け出して、彼の腕を引く。機嫌はもうすっかり直っていた。 「今日の紅茶は何でしょうかね」 「さあ、苦くないと良いのだけど……まあ、でも」 いきなり彼を引き寄せて、レミリアはその口唇を塞ぐ。 「こちらの方が甘いから、多少苦くてもいいけどね」 「……はい」 不意打ちに照れる彼を満足気に見て、微かに自分の顔も紅くなっているのを誤魔化すように、行くわよ、とレミリアは促した。 この後の図書館で、彼の膝の上に座って上機嫌のレミリアに、魔理沙は何とも形容し難い表情を向けることとなるのだが―― どうしたの、とあっさりレミリアに涼しい顔で受け流され、濃い目の紅茶をお代わりする破目になったのだった。 後に曰く、『紅魔館の菓子が糖分控えめになった理由がわかった』ということだが、これはまあ、ちょっとした余談である。 新ろだ99 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「Trick or Treat!」 楽しげな声が、調理場に飛び込んできた。 「妹様、お菓子はまだですよ」 「あら、咲夜はTrickの方が良いの?」 ふふ、と無邪気に笑いながら、咲夜の周囲をフランドールがくるくると回る。 「こらフラン、あんまり咲夜を困らせないの」 後ろから入ってきたのは、館の主、レミリア・スカーレット。 「お嬢様。お菓子はもう少しですわ。パーティには十分間に合いますので」 「ええ、大丈夫。つまみ食いなんてしないから」 そう言いつつ、レミリアは楽しそうに調理場の中に視線を巡らせた。 目当ての存在を見つけたのか、その紅い瞳が輝く。だが、すぐにそちらには向かわず、咲夜に声をかける。 「量は十分?」 「はい。妖精メイドも導入しましたし、今年は何より」 咲夜はその意を汲んだのか、奥のほうで作業していた青年の方に注意を向ける。 「お菓子作りが趣味って言ってたものね」 レミリアも満足そうな、だがどこか甘みを含んだ声で頷いた。 その言葉が交わされた辺りで、ボールの中のクリームを確かめていた彼が近付いてきた。 「んー、こんなもんかなあ……ああ、レミリアさん、フランさん、どうも」 「○○、○○、まだ出来ないの?」 フランドールの言葉に微笑んで、○○は頷く。 「もう少しですから、待っててくださいね」 「もう、咲夜も○○もそればっかり……」 拗ねるフランドールの格好と、隣で笑っているレミリアの格好を改めて見て、彼は少し言葉を失った。 ――――どうして猫耳と尻尾が付いているのでしょうか。 心の中だけの疑問は、あっさり解消された。 「ああ、この耳? いつもと趣向を変えてみてね、ワータイガーなのよ」 「……ワータイガー?」 「人虎だよ、○○知らないの?」 「いやまあ、言われたらわかりますが」 二人がつけていると、トラ猫の耳をつけているように見えるのだけれども。 言葉にはせず、○○は咲夜に視線を送った。 「いいですかね、一枚くらいなら」 「その辺りは全部○○さん任せだから、足りるなら良いわよ」 「では」 ○○は調理台の上からクッキーを二枚つまむと、二人の前に立った。 「それでは、悪戯されないうちにお二人に先に一枚ずつ」 「いいの!?」 頷かれて、フランドールは嬉しそうにクッキーに口を付けた。 「いいのかしら?」 「量は大丈夫ですから。折角来ていただいたのに、手ぶらでは申し訳ないですし……今日はハロウィンですから」 微笑みが心持ち柔らかくなって、レミリアは少し満足したような声を上げる。 「では、いただくわ」 サク、と小気味よい音を立てて、レミリアもクッキーを口にする。 柔らかな甘味が口の中に広がって、彼女は感嘆の息をついた。 「美味しいわ、○○」 「ありかとうございます」 レミリアに恭しく礼をしたところで、フランドールが話しかけてくる。 「○○、もっと頂戴?」 「今は我慢です。後でたくさん持って行きますからね」 「はーい」 声は渋々だが、表情は明るい。余程気に入ったらしいことが周囲にもわかって誰知らずほっとする。 「そうだ、準備を急ぎなさい」 「ですが、まだお時間はあるはずですけれども」 咲夜が首を傾げると、レミリアは楽しそうに笑みを浮かべた。 「貴女達も仮装するの。そこの妖精メイド達もね。さっさと終わらせてしまいなさい」 急に声をかけられて、妖精メイド達があわあわしはじめる。直に声をかけられるのはやはり怖いらしい。 「では、一度この場は僕が持ちましょう。出来た分を運ぶ等は咲夜さんに監督してもらって。よろしいですか?」 「ん、そうね……それがいいかもね」 咲夜は何気なく視線を巡らせて一つ頷く。 「それでは、お嬢様、失礼致します」 「ええ、よろしくね、咲夜」 「私もついてくー」 フランドールが咲夜に着いていき、びくびくしながらも妖精メイド達も台車を運んでいく。 それを見送りながら、二人きりになった調理場で○○は仕上げに掛かった。それを、興味深そうにレミリアが覗きこむ。 「難しそうね」 「意外と、覚えてしまうと簡単ですよ。楽しいですし」 てきぱきと出来上がった菓子を並べ、○○は、そうだ、と頷く。 「もう一つ、味見をお願いして良いですか? さっき作ってたクリームなんですけれど」 「ええ」 嬉しそうに頷いたレミリアは、○○が自分でも味見をしようと指先に取っていたクリームを、指ごと口に含んだ。 「んー……ちょっと甘めね」 「………………まあ、スポンジがそう甘くないので、その釣り合いを取るために、ですね」 彼が微妙に照れたような表情をしたのを楽しげに見て取り、レミリアは言葉を続けた。 「でも、それ以上に美味しいわ。パーティが楽しみね」 「ええ……ところで」 「ん?」 「僕も、何かするんでしょうか」 「当たり前でしょう? 今日はハロウィンだもの」 楽しそうに言った主に、彼は心の中だけで両手を挙げた。 方々から人を呼び寄せたハロウィンパーティは、つつがなく始まった。 仮装している者も多く、見ているだけでも十二分に楽しめる。 「よ、○○。何だ、お前も仮装か?」 「向こうで犬になってる咲夜と猫になってるパチュリーがいたけれど、今年の紅魔館はそういう趣向なの?」 「魔理沙さん、霊夢さん、いらっしゃいませ。そういうわけじゃなかったはずなんですが……」 そういう彼の頭にも、犬科の耳が生えている。どちらかというと、狼のそれに近く見える。 「尻尾まで生えてるのか。狼男か?」 「らしい、です。気が付いたらパチュリーさんに魔法かけられてました」 困ったように微笑んで、彼は、どうぞ、と二人の客をテーブルに案内する。 「あら、いらっしゃい、霊夢、魔理沙」 「いらっしゃーい」 吸血鬼姉妹が巫女と魔法使いの姿を認め、各々の方法で近付いてくる。 つまり、レミリアは悠然と、フランドールは魔理沙に飛びつくように。 「邪魔してるぜ。あー……お前らもか」 「それ何? トラ猫?」 「人虎よ」 不満そうにレミリアが答えるが、猫に見えるのも仕方がない気はする。 「何でまた。吸血鬼といえば人狼だろうに」 「普通すぎるじゃない」 「ならどうして僕は狼に」 「貴方は初めてでしょう? 基本も大事よ」 楽しそうに言うレミリアの背後で、虎模様の尻尾が動いている。 全部パチュリー手製の魔法だと言うから驚きと言うか何と言うか。彼女もこのパーティを楽しみにしたのは間違いないようだ。 「ああ、わかった。レミリアの我儘に結局振り回されたってことね」 「霊夢、その言い方はあんまりじゃない?」 抗議するレミリアと涼しげな表情の霊夢のじゃれ合うような会話に少し微笑んで、彼は何ともなしに答える。 「僕も楽しんでますからね」 「言うようになったわね、本当に」 やれやれ、と苦笑して、霊夢は近くのテーブルの皿に手を伸ばした。綺麗に切り分けられたケーキが乗っていた。 パーティも盛り上がってきた頃、ふと気配を感じて、料理を運んでいた彼は顔を上げた。 「ああ、どうも、紫さん」 「ええ、お邪魔してるわ」 隙間から出てきてそれに腰掛ける。○○は料理を手近のテーブルに置いて切り分け、紫に渡した。 「あら、ありがと」 「いえいえ」 「それにしても、紅魔館は楽しそうねえ、今回のハロウィン」 「みんな態と揃えたのかも知れないですが、確かに」 「貴方も楽しそうね」 「ええ」 笑顔で答えた彼に、紫もまた楽しげに頷く。真意は読み取れないが、楽しんでくれていれば良い、と彼は胸中で頷いた。 「○○、こんなところにいたの」 「レミリアさん」 「お邪魔してるわ、お招きありがとう」 「ええ、楽しんでくれていれば重畳よ」 軽く応じるレミリアに、紫がくすくすと微笑いながら尋ねる。 「みんなで揃えたの、それは?」 「そういうわけじゃないけど、いつの間にかね。何なら、貴女もする?」 「いいわ、うちはもう二匹も居て間に合ってるから」 微笑みながら言って、紫は○○に目を向けた。 「ああ、いいわよ、私の相手してなくても。貴方の愛しい主のところに居てあげなさいな」 「え、と、はい」 「……何故みんな勝手なことばかり言うんだ」 同時に真っ赤になる程照れたレミリアと○○を見て満足したように紫は笑った。 おそらく二人は気が付いていないに違いない。それぞれの感情が、その魔法でつけている耳と尻尾に如実に表れていることなど。 「私はもう行く。○○、来なさい」 「はい。では、失礼します」 「ええ、また」 ひらひらと手を振る紫を後に残して、○○はレミリアの隣に並ぶ。 その彼を見上げるようにして、彼女が尋ねた。 「○○、この後に用は?」 「いえ、特には」 「では、私に付き合いなさい。主人を一人にするものではないわ」 「はい。気が利かずすみません」 「わかればいいのよ」 虎模様の尻尾が機嫌よさそうに軽く揺れて、レミリアは○○の腕を取った。 さっと顔を紅くした○○を見てまた微笑うと、さあ、行きましょう、と彼女は告げた。 パーティは盛況の内に幕を閉じた。 終わっても、すぐに帰っていく者、しばらく談笑する者、酔い潰れて館で介抱される者など行動は様々だ。 紅魔館側も、帰る者にはお土産としてケーキを切り分けてラッピングしたものを渡したりと、いつものパーティとは少し違う様相を見せた。 そして今ホールには、語り合う者と片付ける者だけが残っていた。 館の主とその妹は終わって早々に部屋に戻っている。特にフランドールは楽しかったのか、終わる頃には既に眠そうにしていた。 そして、○○もまた、片付けの一員として働いている。 そのパーティの片付けも終わる頃、何となしに○○は気が付いた。 「……あれ、みなさん魔法解いてます?」 「ええ、片付けには邪魔になるもの」 「割合簡単に解けるわよ。そんなに複雑なものではないし」 残っていた面子との会話が終わって戻ってきたパチュリーが説明する。 だが、無茶を言わないで欲しい、と彼は思う。魔法なんて元々縁が無かったのだ、簡単に解けると言われて解けるはずが無い。 「……どうするんですか、これ?」 「えーと、説明が難しいわね……」 咲夜が苦笑する。ということは、何の苦もなく解ける魔法と言うことか。説明が要らないくらい。少し落ち込む。 「まあ、一日くらいで解けるから、そんなに気にしなくてもいいでしょ」 「……僕寝るときもこのままですか」 「いいんじゃない? レミィもまだそれで遊んでみたかったみたいだし」 そう、パチュリーは○○の尻尾を差す。心なしかしゅんとなっているのは、彼の気落ちを表しているのだろう。 「何だかそれは非常に複雑ですが」 「それなら、○○さんはもう上がって。お嬢様はもう部屋に戻られてるし」 「ですが」 「お嬢様の機嫌を損ねるつもり?」 う、と詰まって、わかりました、と彼は頷いた。 しかし、言葉とは裏腹に、その尻尾は嬉しそうにパタパタと動いている。 それを少しだけ眺めて、パチュリーが咲夜に声をかけた。 「では私も図書館に戻るわ。咲夜、後で紅茶を頂戴」 「かしこまりました、パチュリー様」 「では、お先に失礼します」 それぞれの方向に歩きながら、さてどうしたものか、と○○は考え始めた。 部屋で寛いでいたレミリアの耳に、扉を叩く音が届く。誰何するまでもない。 「入って良いわよ、○○」 声に応じるように扉が開き、○○が姿を現した。レミリアが座っている椅子の所まで真っ直ぐ近付いてくる。 「お疲れ様」 「ええ、お疲れ様です」 汗を流して着替えてきたらしく、微かに石鹸の香りがする――ふさふさの尻尾からも。 「それまだ解いてないの?」 「解けないんですよ」 憮然となった彼に笑って、レミリアは○○にも椅子に座るよう促した。 「楽しかったわ、今日は」 「ええ」 「フランもはしゃぎ疲れて、今日はすぐ寝ちゃったしね」 それは良かった、と彼も微笑んだ。レミリアもワインを薦めながら、今日の事を語り合う。 パタパタパタパタ、と○○の後ろで尻尾が揺れるのを眺めて、レミリアは何となく楽しくなった。 酒にあまり強くないことも知っているが、これくらいでは酔い潰れないだろう。 それに何より、彼の気分や機嫌が耳と尻尾でわかるのが楽しい。またパチェにかけてもらおうかな、と考えた。 「ふかふかね」 「んー、風呂上りですし」 ほむほむ、とレミリアが○○の耳に手を伸ばし、満足そうに頷く。 この分だと、尻尾もかなり気持ち良いのではないだろうか。そんなことも思う。 そんなことをしているうち、寝酒にしていたハーフボトルも空になった。 「そろそろ休みましょうか」 「はい、でも、その前に」 椅子からベッドに座る先を代えたレミリアの隣に腰掛けて、○○はレミリアの方を向く。 「? 何?」 「ええ――Trick or Treat?」 唐突な言葉が何なのかわかるまで、少しの時間を有した。 「え、ええ?」 「甘い物、欲しいなと」 そう言った彼の視線が一瞬サイドボードに流れる。そこにはラッピングしたクッキーの袋。 「あんまり食べてないので。作るだけ作って」 「そういえばそうね……」 レミリアはそう言ってクッキーの包みを開き、一枚取り出して彼に渡そうとする。 「ああ、いえ、そうでなくて」 「? ……!」 ○○はレミリアの手にあるクッキーを取上げると彼女に咥えさせた。 驚く暇もあればこそ。○○は、その反対側からクッキーを食べ始める。 反応できずに止まっているレミリアに構わず平らげ、彼女の口唇をぺろりと舐めた。 「御馳走様」 「……いきなりじゃなくて、せめて何か言ってからにしなさい……」 顔を紅くして逸らしてレミリアの目に、○○の狼の尻尾が千切れんばかりに振られているのが見えた。 表情はいつもと同じ微笑みだが、相当上機嫌らしい。本当に感情をよく出すものだ。 「……まだ、要る?」 「出来れば」 本当に機嫌の良いらしい彼に、もう一度クッキーを与える。今度の口付けは、少しだけ長かった。 「……ん、甘党、だったかしら」 「ええ、かなりの。でも、まだ欲しいな、と思います」 気が付けば、彼の腕の中で抱きかかえられたような状態になってしまっている。 でもそれに反発しようなんて想いは湧かなくて。 「自分で作り始めて、それに凝ってしまうくらいの甘党ですから。でも、今は」 「あ……」 今度はキスだけが下りてきて、レミリアは目を閉じた。 「……もっと、好きなものがありますけれど」 その笑顔は、レミリアにとっては反則すぎて。 「……ずるいわ」 「ですか?」 「ええ、ずるい……」 今度はレミリアから頬を寄せて、そっと口付ける。長めの口付けの後、囁くように○○に尋ねた。 「……もっと、欲しい?」 「はい」 「いいわ、あげる――」 もう一度口付けて、優しく抱きよせられるのを感じて、レミリアもまた、○○の首に腕を回した。 甘い宴は、まだ終わりそうに無い。 後日、耳尻尾付きだと反応わかりやすいから、もう一度付けてみるか、とパチュリーが冗談でレミリアに提案するのだが。 「……え?」 「だから、結構面白かったでしょう? 咲夜もそうだったけど、○○さんも――」 言いかけたパチュリーの言葉を遮って、レミリアが声を上げた。 「駄目、絶対に駄目!」 大きく羽をバタバタさせて、顔を真っ赤に染めて慌てる親友に、パチュリーもそれ以上は突っ込まなかった。 ただ、少しだけ好奇心は湧いたので、咲夜と小悪魔を使って○○に尋ねさせてみたのだが。 「すみません、ノーコメントで」 と、こちらも紅くなって応えたので、それ以上の追求は出来なかった。 かくしてあの夜に何があったのかは――二人だけが知る秘密となったのであった。 新ろだ114 ─────────────────────────────────────────────────────────── その日は、起きた時から変だった。 何がおかしいのかはすぐにわかった。 愛しい人に、出逢ってない。 どこかに隠れたように、逢えていない。 「うーん……?」 首を捻りながら、○○は紅魔館の中を歩いていた。 辿り着いた先のティールームを、ノックの後に開けて失望のため息をつく。 「どこに行ってるんだろう……? 神社に行ったりしてるのかな……」 小柄な彼の愛しい主の姿がそこにないことをもう一度確認して、ぽつりと呟いた。 そう、今日目覚めてから、彼はレミリアの姿を見ていないのであった。 「咲夜さん、すみません」 「あら、どうしたの? 今日は里に出ない日だったとは思うけど」 「ええ。ああ、お仕事中すみません、少しお聞きしたいことが」 掃除中らしい咲夜に、謝りつつ声をかける。 「あら、何?」 「レミリアさん、お見かけしませんでしたか?」 ○○の問いに、咲夜は目を瞬かせる。 「起きてすぐ、紅茶を召し上がられていたけれど……それからも、何度かお会いしているわ」 「んー、では、館の中にはいるんですよね……うーん」 「会ってないの?」 意外そうな瞳に、こくこくと頷く。 避けられてるんだろうか、いやそんなことはない、と信じたい。だがもしかすると何か気に障ることでもしたのか。 「もう少し探してみます……ありがとうございます」 一礼して背を向けた○○に、咲夜は一瞬何かに気が付いたような顔をして、ふっと微笑んだ。 「○○さん、意外と近くにいらっしゃるかもしれないわよ」 「え?」 「私からのヒント。頑張ってね」 咲夜はそれだけ言うと、次の仕事のためか姿を消した。 次に赴いたのは、図書館。 「見てないわよ、ここには来てないわ」 パチュリーの言葉に、そうですか、と○○は肩を落とした。 「んー、目ぼしいところはいろいろ見てきてるはずなんですけどね」 「盛大な隠れ鬼でもやってるのかしら?」 「そんなはずでは……いや、そうなのかもしれないのですけど」 がくりと机に突っ伏す○○に、パチュリーは首を傾げる。 「レミィのことだから、どこかで見てそうな気もするけどねえ……」 「うーん、僕が右往左往している様子をですか?」 「ええ。まあ、気長に探すといいかもね。そのうち向こうから痺れを切らして出てくるかもしれないし」 その言葉はレミリアの性格を知るが故だろうか。 「まあ、そうかも知れないですけど……」 「早く逢いたい、というところかしら」 パチュリーの静かなからかいに、彼は顔を紅くして、ええ、まあ、と応える。 「と、とにかく、見かけたら教えていただけますか」 「ええ、いいわ。頑張ってね」 「はい」 軽く会釈して踵を返した○○に、パチュリーは本から顔を上げて、軽く息をついた。 「そうね、あえて言うなら」 「はい?」 「灯台下暗し、というところかしら」 それだけを言ってまた視線を本に戻したパチュリーに、彼は首を傾げて図書館を後にした。 それから、○○は紅魔館のあちこちを歩き回った。 中庭で美鈴にも声をかけたが、見ていないと言う返事と、不思議そうな表情を返されてしまった。 「あー、まあ、見つかってないんですね」 「ええ。近くに居るかも、とはみなさんに言われるんですけどね」 「……そうですね、私もそう思います」 何となく納得した顔で、美鈴はそう答えた。 「まあ、頑張ってください。お嬢様も早く見つけて欲しいでしょうから」 「はい、頑張ります」 では、と館に戻っていく彼を見送りつつ、ふーむ、と美鈴は唸る。 「見つかるかなあ、あれ」 とりあえず見えなくなるまで帽子をクルクルと回しながら眺めて、さて、と呟く。 「仲良きことは良き事かな――私も仕事に戻りますか」 そして、彼女はいつもどおりの仕事に戻っていった。 結局見つからないまま、時間は過ぎる。○○は所在無げに、自室に戻っていた。 ドアは開け放ったままである。もしかすると、部屋の前でも通るかもしれない、思ってのことだった。 「灯台下暗し、って言われたけどなあ……」 いない、と呟いて、自室のベッドに腰掛ける。 最近はレミリアの部屋で休むことが多くなって、部屋を使う頻度も減ったことにふと気が付いた。 そんなに近くに居る人に、今日は逢っていない。逢えていない。 心の中に焦燥とか、苦しさとか、そういうものが湧き上がってくる。 「ああ、駄目だなあ……僕は、もう」 レミリアさん無しにはいられないんだな、と呟く。 呟いて認めたら、少し元気が出てきた。 また探そう。 パチュリーさんも言ってたじゃないか、大掛かりな隠れ鬼だって。 よし、と気合を入れる前に、少しだけ伸びをしようと、ベッドに背中を預けるように仰向けになって―― ぴぎゅ。 変な音が背中からして、慌てて彼は起き上がった。 「……こう、もり?」 彼に潰されて、目を回しているのは一匹の蝙蝠。 それを掌の上に乗せると、ばさばさと部屋の外からも音が響いてきた。 手の中に居た蝙蝠も一緒に集まって、一人の姿を形づくる。 形づくられると共に、部屋が静かになった。 「○○、酷いじゃない! 潰さないでよ!」 訂正、静かになった瞬間、それは少女の大声で破られた。 「レミリア、さん?」 「ええ、そうよ。もう、全然気が付かないんだもの」 拗ねたように言う彼女が、○○の膝の上に正面から乗ってくる。 「ずーっと背中に張り付いてたのに」 「……ずっと?」 「ずっと。私の気配くらい、わかるようになりなさい」 パタパタ、と羽を動かしながら、レミリアはこちらを見上げてくる。 いろいろ、言いたいことはあったはずだった。 何故半日近く姿を見せなかったのか、とか、ずっと見ていたなら声をかけてくれれば、とか。 だが何か言おうとした口からは言葉は出てこなくて。 少しだけ口を開閉した後、彼は何も言わず、彼女に腕を伸ばした。 言葉では到底、今の自分の想いを伝えるのには足りなかった。 不意に強く抱きしめられて、レミリアは一瞬戸惑う。 「○○?」 「……結構、寂しかった」 心の底から響くような言葉。その言葉を耳にして、レミリアは優しげに目を細めた。 「……探し回ってたわね、随分と」 「ええ。姿が見えなくて。とても、心配して」 「……ごめんなさい、ちょっとした悪戯のつもりだったのだけど」 貴方にそんな顔をさせるつもりではなかったの、と囁くように告げる。 「わかってます、けど」 「ええ、わかってるわ」 肩に顔を埋めるように強く抱きしめる彼の顔を上げさせて、軽く口付けをする。 「これだけで、埋め合わせろなんて言わないけど」 「……ええ、足りない」 くる、と視界が変わって、レミリアは○○のベッドに仰向けになっていた。 目の前には、覆いかぶさるように彼が覗き込んできている。 「もっと、いいですか」 「ん……ええ」 落ちてきた少し深い口付けを受け入れて、口唇を離して息をついて、また再び口付けを―― ――その瞬間。 「○○さん、こちらですか?」 「そろそろ答え合わせをしておこうかと思っ――」 パチュリーと咲夜が、半ば閉まり半ば開いたままであった扉を不意に開けたのだった。 数瞬の沈黙。硬直。 「……そこまd――!」 バタン。 パチュリーが何か言いかけた矢先、勢い良く扉が閉まった。いや、閉められたのだろうか。 硬直したままの○○とレミリアの元に、ひらひらとメモが落ちてくる。 それを手に取って一読して、○○は枕に顔を突っ伏した。 「え、何? どうしたの?」 「……どうぞ」 渡されたメモを、レミリアも眺める。 「『ごゆっくり。ですが、少しはご自重くださいね』…… …………咲夜…………」 呆れた声を上げて、レミリアも脱力した。 気を利かせられたのか、からかわれたのか、あるいは素なのか。 どれもありそうだ。 はあ、と大きく息をついて、丁度隣に顔を埋めている○○を眺める。 ○○も顔を中途半端に上げて、レミリアと視線を合わせた。 「ふ、ふふっ」 「はははっ」 何となくおかしくなって、二人で顔を見合わせて微笑う。 「ああ、何となく気が削げちゃったわ……咲夜に紅茶でも入れてもらいましょうか」 するりと○○の腕の中から抜け出て、レミリアは彼の腕を引く。 「ええ、ああ、はい」 起き上がりながらも、何となく名残惜しそうにしている彼に気がついて、レミリアは少し考える。 想いをそのまま言葉にするのは何となく気恥ずかしくて、でも、あんな様子を彼が見せたのは初めてだったから。 自分を必死に探して不安そうな表情も、そして見つけたときのあんなに安堵したような表情も初めてだったから。 「その」 「はい?」 腕を引きながら、少しだけ顔を背けて、レミリアはぽつりと告げた。 「埋め合わせは、後できちんとしてあげるから」 顔が熱い。きっと紅くなっているであろうそれを隠すように、レミリアは少しだけ腕の力を強めて彼を引き寄せた。 「いいわね?」 「……はい」 見上げた彼の表情は酷く嬉しそうで、少しだけ、早まったかな、と彼女が思ったのは秘密である。 ティールームに着くと、まだ何かぶつぶつ言っているパチュリーに紅茶を入れている咲夜がこちらに気が付いた。 「あら、お嬢様、○○さん、随分とお早いお帰りですね」 「何もしてないってば。咲夜、私達にも紅茶を頂戴」 「かしこまりました」 からかわれて不満そうにしながらも、レミリアが○○を離そうとしていないのを見て、パチュリーが一つため息をついた。 「まあ、いいけど、とりあえず人目は気にしなさいね、レミィ」 「ん、気を、付けるわ」 「後、○○さん」 「はい?」 「……扉はきちんと閉めておくことを薦めておくわ」 「……すみません」 顔を紅くした吸血鬼主従の、だがその手がしっかりと握られてることを確認して、パチュリーと咲夜は視線を合わせ、微笑ましく頷いたのだった。 新ろだ158 ─────────────────────────────────────────────────────────── 霜月になって寒さも強くなってきた頃。 暇を持て余していたレミリアは、たまたま訪ねてきた霊夢と魔理沙を館に入れ、お茶に付き合わせていた。 「暇ねー」 「そうねー。またそのうち何か開こうかしら」 だが結局はうだうだとしているだけで、とりあえずこの暇な時間の解消にはならないようだ。 「そういや、この前のあの魔法ってどうやってたんだ?」 「え? ああ、あれね。割と簡単なものよ。むしろジョーク的なものになるかしらね」 「まあ、使い道なさそうだもんなあ」 魔法使い二人のそんな雑談に、霊夢が口を挟んだ。 「この前? ああ、ハロウィンの?」 「ええ。冗談で使ってみる類の、ただ賑やかすだけの魔法。実用性は無いわね」 「私としては、そんな魔法をパチュリーが使ったのが驚きだけどな。結構楽しんでたんじゃないか?」 「さ、どうかしら」 魔理沙の軽口に微笑って応じて、パチュリーは紅茶を口に運ぶ。 「でも見てるほうには面白かったわ。咲夜とか○○さんとか」 「あら、私も?」 霊夢の言葉に、レミリアの命令で一緒にお茶していた咲夜が首を傾げた。 「ええ、耳と尻尾に感情が良く出てて。そう言う効果もあるのかしら?」 「あくまで副産物だけどね。ねえ、レミィ?」 「何で私に話を振るのよ」 そう言いつつ、レミリアの顔は紅くなっている。何かを思い出しでもしたのか、ふい、と顔を背けてしまった。 「ん、何かあったのか?」 「何もないわ――咲夜、紅茶を頂戴」 「はい」 命じて一緒のテーブルに座らせている咲夜に、レミリアは紅茶のお代わりを頼む。 瀟洒な従者はただそれに従っただけだった。主の胸中は察しているが、言葉に出さぬが華というもの。 「そういえば、○○さんは?」 「今日は本を漁ってるわ」 「レミィ、よく把握してるわね」 「からかわないで、パチェ」 実際、起き掛けに今日の予定を聞いていたからなのだが、それを口にすると明らかに泥沼なので黙っておく。 「へえ、仲が良さそうで何よりね」 隠す方が無理な相手と言うものも居るが。どことなく楽しげにからかうように、霊夢が微笑ってみせる。 「何だ何だ、楽しそうな話か?」 「ええ、きっとね」 「適当なこと言うな」 レミリアはそう誤魔化して、手元の紅茶に口を付けた。 賑やかな声が聞こえてくるのを耳にして、彼はひょいとティールームに顔を出した。 「ああ、みなさんお揃いで」 「あ、お疲れさま、○○」 レミリアが咲夜に頷いて、紅茶を用意させる。 「ああ、ありがとうございます、咲夜さん」 「いいえ、どういたしまして」 適当な所――レミリアの隣に腰を下ろして、○○は場を見回した。 「何か楽しそうな声がしたものですから」 「ええ、そうね。この前のハロウィンの話をしてたのよ」 「ハロウィン、ですか」 「具体的には、あのときの魔法についてだな」 楽しそうに魔理沙が口にした瞬間、彼の表情が微かに変わる。 慌てているような、少し紅くなっているような、そんな表情に。 「あ、面白い反応」 「わかりやすいなー」 楽しそうに笑う巫女と魔法使い。レミリアに軽く睨まれて、○○は肩をすくめる。 「ああ、いや、その」 「○○、余計なこと言ったらグングニルだからね」 「ええ、わかってますって」 レミリアが脅すが、こちらも顔が紅くなっているのであまり怖くは無い。 「仲の良いことで」 「咲夜ー、砂糖抜きでよろしくー」 「はいはい」 「あんた達は……」 そう茶化している中、本に目を落としていたパチュリーが不意に顔を上げて何言か呟いた。 ぽむ。 小気味よい音と共に、○○の頭に見覚えのある耳が。後ろには尻尾も生えている。 「……あれ?」 「……え?」 一瞬何があったのかわからず、わかった瞬間、レミリアが声を上げた。 「パチェ――っ!?」 「ほら、魔理沙、割と簡単な魔法でしょ」 怒鳴られたことなど何もなかったかのように、パチュリーは説明する。 「ああ、なるほど。本当に冗談のような魔法なんだな」 「あんたも普通に頷くな! ああもう……」 ちらり、と○○を見上げると、耳と尻尾がピンと立っている。相当驚いているらしい。 「……○○?」 「あ、え、ああ、はい、何でしょう?」 「良い感じに混乱してるわねー。なるほど、わかりやすい」 霊夢が砂糖無しの紅茶を啜りながら頷いた。 会話の途中に我に返ったらしく、だが慌てるように彼の耳と尻尾が動く。 「ああ、すみません、ちょっと驚いて」 「かなり驚いてたんじゃないかしら?」 「……はい」 咲夜の言葉に、しゅん、と耳が垂れる。 「いや、しかし面白いな。その毛皮柔らかいのか?」 魔理沙が○○の頭に手を伸ばそうとした瞬間、レミリアが強く○○を引き寄せた。 「駄目、○○は私のよ」 「おおっと、こいつはすまないな」 レミリアの示した態度に、魔理沙はにやにやしながら手を引っ込める。 自分が何をしたのかがわかって、レミリアは○○を離した。 「愛されてるわねえ」 「ええ、僕もそうですから」 「こら、○○……!」 「はいはい、御馳走様」 尻尾をパタパタと降り始めた○○に、霊夢は軽く呆れのような微笑で応じた。 お茶会は賑やかに過ぎていく。 霊夢と魔理沙が帰る段になってお開きになるまで、話題は尽きなかった。 レミリアの部屋に戻って、その彼女が妙に距離を取ってベッドの上に座っているのを見て、○○は困ったように微笑う。 「うーん、そこまで警戒しないでくださいよ」 「してないわよ、別に」 だが前科があるからか、枕を抱いて○○を軽く睨む様子に、可愛らしいと思いつつもどうしようもない。 というか、拒否するならそれは逆効果だとわかっているのだろうか。わかってない気がする。 それにそもそも、本当に彼を拒絶するなら、部屋には入れないだろうし。 「前回みたいなことにはなりませんから」 「ホントに?」 「前回は、その、いろいろと」 甘いものを食べ損ねていた、とか。いろいろ給仕とか片付けで疲れていた、とか。 そしてこれが一番大きいのだが、パーティの間、そう長いことレミリアといられなかった、とか。 一度は呼んでくれたものの、主人役はそうそう気儘にすることもかなわないから。 途中から結局給仕に戻っていたから、そういうのでいろいろと溜まっていたというか。 「……でも、今も」 ちらり、とレミリアが○○の尻尾を見る。千切れんばかり、ではないが、それでも左右に揺れている。楽しげに。 「ああ、これはその、まあ、レミリアさんの近くにいるといつもといいますか」 かなり恥ずかしい告白をしなければならないが、そうでもしないと近寄らせてもらえまい。 「心が、躍るんです。大好きな人の傍に居られるのは、それだけで嬉しいことですから」 「……本当に?」 「ええ、紛れもない本心ですよ」 これは本当だ。レミリアの傍に居られるのは有り難いし、嬉しい。 「……うん、わかったわ」 少しだけレミリアの表情が和らいで、○○の服の袖を引く。 「こっちに」 「はい」 レミリアの求めに応じて、近くに寄る。レミリアからも距離を詰め、枕を下ろして彼の腕に擦り寄ってきた。 「……うん、落ち着くわね、やっぱり」 「それは嬉しいです」 言葉の通り、尻尾がぱたぱたと動く。それを見て、あ、とレミリアは小さく声を上げた。 「ねえ、○○。尻尾にも触って良い?」 「え、ああ、はい。引っ張ったりされなければ」 その言葉に嬉しそうに頷いて、レミリアはもふもふと、前に回してきた○○の尻尾を抱きしめた。 「ん、やっぱり柔らかいわ」 「……ですか?」 「ええ、こうしたら気持ち良さそう、とは思っていたんだけどね」 もふもふしながら、レミリアは大変満足そうである。やれやれ、と思いつつも、○○も成すがままに任せた。 「あー、しかし明日一日このままですかねえ」 「かもね。大体一日って言ってたし」 「んー、明日は里に行くことにしてたんですが……」 「……駄目。耳尻尾有りは問題あるだろうし……それに、この貴方は私だけのものだから」 それは、あまり人に見せたくない、ということだろうか。 少し嬉しく思いつつ、明日誰かに連絡を頼まないと、と考えていると、レミリアが尻尾に顔を隠すようにして、ぽつりと呟いた。 「…………だから、前のこと、嫌だったわけじゃないから」 「……はい」 一瞬心臓が躍って、それを無理矢理静める。 「……今日は、もう寝ましょうか」 「そう、ね」 このままだと、妙な空気に発展してしまう。そうなる前にと、○○は少し腕に力を入れて囁く。 「……次は、あんなことにはなりませんから」 「……うん。約束よ」 「ええ、約束です」 その言葉に照れたようにこくりと一つ頷いて、レミリアは尻尾を抱いたまま○○に擦り寄った。 「それじゃあ、おやすみ、○○」 「はい、おやすみなさい」 幸せそうに目を閉じた彼女を抱き寄せて、○○は静かに目を閉じた。 腕の中の温もりを、この上なく愛しく感じながら。 新ろだ169 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○○は里でたまに仕事をする。 何てことは無い、紅魔館に住み始める前からの習慣だ。 たまに出ては日銭を貰い、それをかつては博麗神社、現在は紅魔館に入れている。 無論、吸血鬼となった彼が里に再び出るには、人里の守護者や妖怪の賢者、博麗の巫女との会議が必要であったが。 結果的に許可された大きな理由は、彼の主人たるレミリアが幻想郷の人間に危害を加えぬ約束をしていたからであろう。 彼自身もそれに従う、という形を取ることで、意見は概ね一致した。 そして彼は今日も里に来ていた。本格的な冬支度の手伝いのため、ここのところ連日である。 幻想郷の冬は彼にとっても初めてであるが、相当厳しいということは訊いていた。 紅魔館から禄に出られないことも覚悟しておくように、とも言われている。 「そろそろ昼飯にするかー」 誰かが言い出して、それぞれ集まって弁当を開く。 ○○も今日は弁当だった。たまに里の食堂で食べることもあるが、たまにこうして作ってもらっている。 自分でも作ったりもするが、作ってもらうと嬉しいものだ。 直射日光を避けるため木陰に入り、ぱか、と弁当を開けると、色取りも鮮やかなおかずが現れた。 プラス白飯である。紅魔館に和食というのはどこかアンバランスでもあるが、○○の好みに合わせてくれたりもしている。 それはそれで申し訳なくも思うのだが、レミリアに遠慮しないよう言い渡されているので、ありがたく頂いている。 「お、兄ちゃん、旨そうだなあ」 「ん、ええ」 里人に声をかけられ、○○は弁当に箸を伸ばしつつ頷いた。 「いいよなあ、うちの奴も作ってくれるといいんだが」 「そう言うお前だってたまにもらってるだろうがよ、独り身にゃ辛いぜ」 そうわいわい言いながらの昼食も慣れたものである。 だが、よく見れば、いつもの弁当とは少し違うことがわかる。 それに気が付くのは彼にとっては当然ではあったが、思わず頬が緩んだ。 少し玉子焼きは焦げついているし、入っている野菜もどこか不揃いだけれども。 にやにやしながら食べていたことに気がつかれたのか、一人が声をかけてきた。 「なあ、良かったら一つ交換しないか?」 「あー、駄目です。今日のは」 少し困ったような表情をしつつも、きっぱりと断る。 「えー、そんなに旨そうに喰ってるのに」 「だからです。駄目ですよ」 手を伸ばそうとしてくる相手から遠ざけるように弁当を抱えて距離を取る。 その様子を面白がってか食いたがってか、何人かが参加し始めた。 「お、いいな、俺にもー!」 「複数は卑怯ですよー!」 「なら大人しく寄越せー!」 「それだけは断る!」 慧音に見られでもしたら、「何をやってるんだ」と呆れられるに違いない光景。 その喧騒を打ち破ったのは、静かな少女の声であった。 「一体何をしているのかしら?」 一同、ぴたりと停止する。その停止した中で、ただ一人○○だけが普通に挨拶した。 「あれ、レミリアさん。散歩ですか?」 「ええ、神社に行くついでにね。咲夜と一緒に」 レミリアはそう、後ろにいる咲夜に視線を送る。 「ん、では僕は今日の仕事が終わったら神社に向かいましょうか」 「それもいいわね。たまには」 微笑む表情は、それでも周囲に他の人間がいるからか、少しだけ余所向けの、紅魔館の主としての表情。 それでも、○○には一向に構わない。そんなものも全て含めて彼女のことが好きなのだから。 「今は?」 「ああ、昼食中だったんですよ」 「それにしては騒がしかったようだけど」 ○○がまだ手にしている弁当と、少し引き気味の里人達を交互に見てレミリアが呟く。 「まあ、弁当を死守していただけですよ」 「……よくわからないわ。まあ、咲夜の作ったお弁当なら、人気もあって当然だけどね」 ね? と背後の咲夜に話を振る。 「そうであるなら光栄ですわ」 本当に私のものなら、という含みを持たせるように、咲夜も楽しげに微笑んだ。 そのからかいの気配を感じたのか、レミリアは機嫌を損ねたかのように○○にも話を振る。 「○○だってそうでしょう? 咲夜の作ったものは美味しいものね」 「ええ、まあ」 曖昧に頷いて、○○は玉子焼きを一つ摘むと、レミリアに食べさせた。 「どうです?」 「……貴方はたまに唐突よね……」 「僕としては大変好みの味なんですけど。焼き加減といい味付けといい」 「……咲夜の料理だもの」 そういうことにしますか、と呟いて、彼は残りのものも平らげる。幸い、取られたものはなかった。 「大変美味しかったですよ」 「だから、私じゃなくて咲夜に言いなさい。ああ、でもついでだからその箱は預かっておいてあげるわ」 「ありがとうございます」 受け取って、荷物持ちになるのは当然咲夜だったけれども。 「では、そろそろ昼休憩も終わりますし、また行きます。後で神社で」 「ええ、待ってるわ。行くわよ、咲夜」 「はい。それでは、○○さん」 「はい、お願いします」 了解の頷きを交わして戻ってきた○○に、里の男達は一様に大きく息をついた。 「……本当にお前さんはなんてーか」 「羨ましいのとよく平気だなってのと、そういや兄ちゃんも妖怪だったかと」 ○○はそれぞれの言葉に曖昧に応じるように微笑う。 「いやいや、僕は全く普通ですよー」 嘘をつけ、と突っ込まれたのは当然の流れだったけれども。 「……で、ここでお茶飲みに来たと」 「いいでしょ、たまには」 「お賽銭持ってきてくれるならね」 神社の居間、炬燵に入りながらの会話である。 「あんたも大変ね、咲夜。好き勝手振り回されて」 「あら、心外ね。そんなことはないわよ」 レミリアのカップに紅茶を注ぎながら、咲夜も応じる。 「それに、その弁当も、自分で作ったって言えば良かったじゃない」 「言えるわけ無いでしょ」 ふい、と顔を背けるレミリアに、やれやれ、と霊夢と咲夜は顔を見合わせる。 丁度そのとき、境内に魔理沙が下りてきた。 「よー、寒いな。って、お前ら来てたのか」 「居ちゃ悪い?」 「悪い」 霊夢の言葉をスルーして、レミリアは紅茶に口をつける。 「そうだ魔理沙」 「ん、何だ霊夢」 何かを含んだ霊夢の声に、同じ様な口調で魔理沙が答える。 言いながら、すでにその身は炬燵の中へ入ってぬくぬくしていたが。 「里の上通ってきたんでしょう? 何か作業してたと思うけど」 「ああ、冬支度かー。ん、ああ、そっか、そだな」 霊夢の含みに気が付いたように、魔理沙はうんうんと頷く。 咲夜は肩をすくめているが、レミリアは顔を背けながらも気になっている様子だ。 「○○もいたなー。何か楽しそうにしてたが」 「へえ、まあ、今日はいいものも貰ってたみたいだしね」 「いいもの? 何だそりゃ」 「それがね……」 「霊夢」 咎めるような響きを持ったレミリアの声が二人の会話を中断する。 「別にいいでしょ、レミリア」 「ん、何だ何だ、何やったんだ?」 楽しそうに魔理沙が混ぜっ返す。兎にも角にも、この吸血鬼主従は話題に事欠かないからだ。 巻き込まれて砂糖を吐く破目になることも多いが、彼女達はそれはそれで楽しんでいる。 「お弁当。ね、咲夜?」 「ええ、お弁当、ね」 「咲夜……」 じと目でレミリアは咲夜を見るが、彼女は優しく微笑んだままだ。 レミリアは照れたように再び顔を逸らす。咲夜は何も、自分の意に反することをしているわけではない。 直接何かを伝えているわけではないし、別にレミリアも止めてはいないから。 「んー、ああ、なるほどねー」 いろいろ察したらしい魔理沙が、にやにやとレミリアを見返す。 「そりゃあ、○○も張り切るってもんだな」 「煩い」 冷たく言葉を撥ね退ける様子も、照れたままではその効果はなく。 何処までも強情なその様子に、何となく微笑ましい気分で人間三人は笑みを交わしたのだった。 夕方近くになる頃、一つの人影が神社に降り立った。軽く障子を叩いて、返事を貰った後に入る。 「どうも、遅くなりまして」 「おー、遅いぞー」 「待ちくたびれてるわよ、ほら」 霊夢の言葉に、○○は彼女を示した方を見る。 「お嬢様、今日は随分早かったものだから」 「ええ、そうでしょうね」 咲夜の言葉に――眠ってしまっているレミリアを膝枕している咲夜の言葉に頷いて、○○はレミリアの傍らに座る。 「いや、意外と長引いてしまって」 「まあ、幻想郷の冬は厳しいからな」 「○○さんも覚悟しときなさいよ?」 「はい、覚悟しておきます。ところで」 鍋の材料など頂いてきたのですが、という一言に、霊夢と魔理沙が歓声を上げる。 「温かい物が丁度食べたいと思ってたんだ、グッとタイミングだな」 「手間も省けていいわね」 「作らせる気かよ」 掛け合いに笑って、彼は軽く頷いた。 「久々ですし、作りましょうか」 「……じゃあ、咲夜も手伝った方が良いわね」 ゆっくりと起き上がって、レミリアが目をこすりながら告げる。 「ああ、起こしてしまいました?」 「ん、いいわ。お疲れ様」 「はい」 嬉しそうに微笑った○○に頷いて、レミリアは咲夜を呼んだ。 「私もここで食べてくわ」 「はい、かしこまりました」 「まあ、今回は○○さんが持ってきたものだし仕方ないか」 「では、行ってきます」 霊夢の許可を得て、○○は材料を持って神社の台所に入っていった。 「ところで」 「はい? 何かしら?」 二人がかりでさくさく進む料理の途中、彼はふと咲夜に尋ねた。 「咲夜さんですか? 僕の好みを伝えたのは」 「ああ、ええ、幾らかはね。後はお嬢様の匙加減よ」 「ですか。いやはや、咲夜さんにも劣らずの腕前で」 本日全体的に上機嫌なのはそれが理由かと、咲夜は微笑む。 「お嬢様は器用でいらっしゃるしね。今回はお嬢様から言い出したことだし」 「そうなんですか。いや、嬉しいです」 「だから」 手際よく煮込みながら、咲夜は少し真剣に告げた。 「後できちんと、お嬢様に伝えておいてね?」 「はい、もちろんです」 「よろしい」 真摯な態度で返したその様子に、そう咲夜は頷いたのだった。 とりあえず、鶏鍋などに舌鼓を打ち、夜も更ける頃に紅魔館組は神社を後にした。 「じゃ、また本格的に雪が降る前に行くってパチュリーに伝えておいてくれ」 「あまり盗って行くと、パチェも本気で怒り出すわよ?」 軽口を叩き合って、彼女達は微笑う。魔理沙は泊まって行くつもりらしい。 「じゃ、お暇するわ」 「今度は賽銭持ってきなさいよねー」 「はいはい」 適当に挨拶をして、三人は紅魔館に向かって飛んでいった。 戻って湯浴みした後、レミリアは自室のベッドで、手持ち無沙汰にパチュリーから借りた本をめくっていた。 一人は退屈だが、仕方が無いのだ。○○は連日――ここ一週間程、里に出ている。 ということは生活が彼女とはほぼ反転してしまっていることであり。 結局、一人で居る時間が長くなってしまっていた。 「ふう……」 それでも、彼があちこちにふらふら出歩くのは、レミリアはそう嫌っているわけではない。 むしろ、前と同じ様子が見られて、少し安心する所もある。 だが、確かにそれはあれど、一人で居るのが退屈なことに変わりはなくて――結局、無為に時間を過ごしてしまう。 咲夜にお茶でも頼もうかしら、と思った瞬間、扉がノックされる音がして、レミリアは起き上がって適当に返事を返した。 「ああ、もうこちらにお戻りだったんですね」 「○○? どうして、明日も里じゃないの?」 驚いたレミリアに近付いてきて、彼は少しはにかむように微笑ってみせた。 「明日は休みを貰いました。そして、里の方に出るのも後一日という話も頂いてきましたし」 「本当!?」 声に嬉しさが混ざったことに気が付いて、レミリアは一つ咳払いした。 「いいの、それで?」 「もう大方は終わってますし。帰りに紅魔館用の荷物を買い出して終わりです」 レミリアの隣に腰を下ろしながら、にこにこと笑って彼はそう言った。 「そう、じゃあ、今日はここで休めるのね」 「はい、お邪魔でなければ」 「むしろ命じて上げる。ここに居なさいってね」 悪戯っぽく笑ったレミリアに笑い返して、そうだ、と彼は呟いた。 「改めて、ですが。お弁当、ありがとうございました。大変美味しかったですよ」 「な、あれは……」 「咲夜さんじゃなくて、レミリアさんでしょう? 嬉しかったです、とても」 率直な言葉に咄嗟に返せなくて、レミリアは紅くなった顔を誤魔化すように背けた。 「……咲夜の方が上手でしょう?」 「まあ、慣れの点から言えばそうかも知れません。でも僕にとっては」 レミリアの頬に手を当てて自分の方を向かせて、○○は告げる。 「貴女に作ってもらえた、ってことが何よりも嬉しかったです。美味しかったですしね。御馳走様でした」 「……本当に?」 「ええ、本当です」 「……うん」 嬉しそうに、まだ照れたように微笑んで、レミリアは○○を抱きしめた。 唐突なことに驚く彼に、そっと囁く。 「……最近、忙しいみたいだったもの」 「ああ……寂しかったですか?」 「そ、そんなことは……」 「僕は、結構寂しかったです」 だから、とレミリアの背に腕を回しながら、彼が応えてくる。 「今日のお弁当、とても嬉しかった」 「……うん」 レミリアは目を閉じて、その抱擁を受け入れた。 朝に、咲夜を捉まえて弁当の作り方を教えろ、と言ったとき。 咲夜は最初驚いた顔をして、でもすぐに頷いてくれた。 いろいろ教えてもらって初めて作った弁当は、少し不恰好か、と我ながら思ったけれども。 でも、彼がこんなに喜んでくれたなら、作った甲斐があると言うものだ。 無論、そんなことをしたなんて、滅多な者には知られたくないけれど。特に天狗とか天狗とか。 「少し安請け合いしすぎましたかね、今回のは」 「ハクタクに、長く借りてすまない、って言われたわ、今日」 「ん、ですね。まさか、こんなに続くとは」 「でも一週間よ?」 「でも、その間レミリアさんとあまり一緒に居られなかったから」 子供みたいな言葉にくすくす笑って、レミリアは○○の胸に頬をつけた。 「なら、これから埋め合わせて。明日一日は私のものだし」 「その次が終われば、当分は一緒に居られますしね」 「ええ、一緒に、居て」 見上げて、レミリアは彼の頬に手を当てて、そっと顔を近づける。 「ん……」 軽く口唇を重ねて、さらに擦り寄るように抱きついた。 「ね、○○」 「はい?」 「毎年、冬は退屈になりがちだけど……今年は幾分か、マシになる気がするわ」 「そうですね、僕はこちらが初めてですから、何事も珍しいですし」 微笑って、彼はレミリアに口付けを送ってくれた。優しい、温かいキス。 「これからもいろいろと、よろしくお願いします」 「ええ、こちらこそ」 抱きしめて笑い合って、ぽす、とレミリアは○○をベッドに倒した。 「ここしばらくの話を聞きたいわ。随分楽しそうだったものね」 「では、寝物語にでもしましょうか。どうぞ」 「うん」 少し休むのには早い時間だけれども、こうして話をしながら横になるのもいいかもしれない。 そんなことを思いながら、レミリアは○○の腕を枕にして横になる。 「話をする前に」 「ん?」 「いろいろと本当に、ありがとう。大好きですよ」 カッと顔を紅くして、レミリアは○○の胸に顔を伏せる。 「唐突なのよ、貴方は」 「すみません」 「……でも、私も。貴方のことは、大好きだから」 紅くなったまま彼を見上げれば、彼も照れたように顔を紅くしていて。 「改めて言うと照れますね、こういうのは」 「貴方から言い出したことじゃないの、全く。さあ、話を聞かせて頂戴」 身体を寄せて囁いた言葉に、では、と彼も話を始めた。 久し振りに二人で眠ったベッドの中は意外なほど暖かくて。 こうした日々の少しずつを大事にしていけたら良いと、どちらともなく思いながら、彼らは眠りについた。 新ろだ196 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/yaranaioeleven/pages/77.html
/ \!/////////////////l _{ , --、/ ̄ ̄} {´`ヽ- 、 |////////////////∧ ,.. . ´ . . . . 、/-、_,ソ 'ー--' /_ ,\_!/////////////////∧ ヽ . . . .,-=、 / l \ `ヽ、 ', l、/.|//////////////////∧ ∨ .{ }/ ,\_ -,.ィミ ヾ! , } l////////////////////ヽ } / >/ l / ゝ,/,心 lト, l l l !///,.イ/////////////////∧ V/ { ヽ _\イトz(ソ / } | | .{、|///,....-――- 、////////////} {iヽ \ _,、 ゝ ¨ _ l イ . |、 ゝl//´ ̄`,ヽ、|} `ヽ/////////,l______\ .ム、 ソ V´ } / イ イ{/ /l/ ', \ \///////,|´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`/ イ/ ゝ、 `¨´/ イ /ト、、,/ l{ 、 \ \//////} / イ / , l { ̄/¨´! .{ ll `/ __ , ヽ `ヽ////! l .イ /! l ` ̄lヾ jコl| { {`ヽ / . . .},〉 ', ヽ// / リ | / ヾ ,j | ヾソ∧、 } . . r/ . . . . .l l/ _ / ゞj ! ,! ゝ、 ' ー'` ̄、 ̄ l l/- . . . . . l / i| { /__/ l,r- _\ , ,r--、/ / . . . . . . . l、 / i| ヽ_ ー'--r' ` l__,/ _,.\- 、 . . . . . . . . . . . . . .、. } / i| , イ`ヽ=''´}V_,! |', _,/`\_/_/ _ . . . . . . . . . . .. ./ ,イ i| / ヽ . . l/{--'__|. !/`|_ / \ . .` .ヽ .、 . . . . .ソ / ,.. -――――-、 ./, -―'''' " ̄ ̄ ̄ヽ__二コ、ー-- 、 ̄ ヽ . . . . . . `ヽ、,/ / ヽ/´ 、_ {、 _>-、 `ヽ、-―― ヽ . . . . . . . . . \,/ {  ̄`ヽ、 ` \__ -、 \、_ \ . . . . . . . . . ヽ ' , ヽ \ ゝ、 /!_ }`ー- 、 . . .| r=-、 ̄`->、 _ `ヽ、 \/r-'' }_ | } / .! ●チームスカーレットが誇るFWで“空の女王” アニメ『コネッタイレブン』にて主人公のチームにいた「レミリア・スカーレット」のモデル本人でもある。 やらない夫と文にオフの散歩の時に名前が聞こえたから声を掛け文にスキルを教えてから文は弟子扱い。 実はカナヅチだったがやらない夫との特訓のおかげで25M程度ならば泳ぎきる(それ以上は水没)事が出来る様になった
https://w.atwiki.jp/pokekioku/pages/30.html
/\__,.へ i ', i `ヽ,_」,.. - ''"  ̄ `"' 'ー .、.,_ r-、 _」 >''"´ ___r-、 `ヽ. r‐i ヽ,ァ'´ ヽ,/´ ̄`>く>-ヘ_/ヽコ___ ' , ! 7 `r'"二>'"´ `ヽ_! ', ヽ! ', _!フ´ ! ; ハ ; ', `ヽイ ヽ/ヽ7 / ,' ト.、! ハ _」,.ィ' ハ i__,.ヘ `ヽ._ r'! i ,' i `_!、 ' , ,'7´; ‐;、`ヽ.! ', `'ー;ヽ、.,__ノ _,,.. -'" /ヽ ,ハ i /7'´;-、 レ' i r! ! ! ,ゝ ! 」 ,. -''"´ 〈 ノ ', ! ,ハi. | ,リ 'ーu'- ' レ'´i |イ´ / / `'' ー`ヽ.レミィ' .!,.,. u´ ' __ '"'",ハ !. Y i / !____L_'7 .! r'" ̄ 'ソ , ' ,' ' , ,' ',ヽ、 ノ ノ ノ`' 、, ` -‐' ,..イ ./ ハ i. / ! ヽ. 〈∠,,_,,. ヘ .! / `>;-‐=ニ´,.-!_)ヘ/ /i/ (/ γ⌒ヽ i´'ヽ. )' )イレ')_,.r'7」_____/ /! `"'ァーi´`ヽ.,ン !)、 _',.. -、ヽ、 ,. '"´ i7 |_/ /7 / ', ' , '、, '´ ノi Yア /ヘ!∵/ムヽ∵/] ,' _,,.. -''"´ `ヽ. ,. '⌒ヽヽ,. ''"´`ン !/ ,' `レ/ ハ ヽ// !,' (_ _,,.. -‐ i, 」..ヽ_,.-'"´ソ、ム_ヘ.__「Y / ,' ', i 7 '" ハr'"───────────────────────────────────────【レミリア】「フラーーーン!! しまいにゃ泣くぞ! 恥も外聞もなくみっとなく泣くぞ!? おぉん!?」 戻る
https://w.atwiki.jp/chaos-touhou/pages/144.html
紅色の冥界「レミリア・スカーレット」 読み:あかいろのめいかい「れみりあ・すかーれっと」 カテゴリー:Chara/女性 作品:紅魔編 属性:闇 ATK:1(+2) DEF:1(+3) Main [ターン1]〔自分の手札1枚を控え室に置き、このキャラを【スタンド】から【リバース】にする〕自分の控え室の 紅魔編 のカード1枚を手札に加える。 短絡ね。しかも理由が分からない illust:An2A 紅魔-002 R SR 収録:ブースターパック「OS:東方混沌符 -紅魔編-」 参考 ネームが「レミリア・スカーレット」であるキャラ・エクストラ一覧 運命を操る程度の能力「レミリア・スカーレット」 運命を操る吸血鬼「レミリア・スカーレット」 紅魔館の主人「レミリア・スカーレット」 紅色の冥界「レミリア・スカーレット」 紅き月の下「博麗 霊夢」 「レミリア・スカーレット」 紅い悪魔「レミリア・スカーレット」 永遠の紅い幼き月「レミリア・スカーレット」 夢幻の紅魔「十六夜 咲夜」 「レミリア・スカーレット」 亡き王女の為の七重奏「レミリア・スカーレット」 ツェペシュの幼き末裔「レミリア・スカーレット」 スカーレット姉妹「レミリア・スカーレット」 「フランドール・スカーレット」 エリュシオンに血の雨「レミリア・スカーレット」 “異変解決”夢幻の紅魔「十六夜 咲夜」 「レミリア・スカーレット」 “異変解決”不夜城レッド「レミリア・スカーレット」 “異変解決”ナイトダンス「レミリア・スカーレット」 Final Stage「霧雨 魔理沙」 「レミリア・スカーレット」 東方紅魔郷 「レミリア・スカーレット」 東方紅魔郷 the Embodiment of Scarlet Devil.
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/207.html
各キャラ紹介文 レミリア と フラン レミリア その1 ■咲夜さんとレミリア _人人人人人人人人人人人人人人人_ > ゆっくりしていってね!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ //y⌒「⌒L⌒r-, イ/ヽノ,_ /_,/ノ─r_ /ヘ ,. -───-- 、、_ /イ/´ 丶 \, rー-、,.'" `ヽ、 ノy/ ヽ、/、 λ 丶 ヽ′ _」 i _ゝへ__rへ__ ヘ_ ヽ | ,/ 、/ヽノヽ、.| /.イ r y' | く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ i、、//! | __,.!レ レヽ、!__ハ 丶ゝ \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ ノ/、/イ. 」(ヒ_] ヒ_ン イレ\ r'´ ィ"レ'ノメ!ノ Vレヽ/ト、ハ〉、_ソ ゝ/ /イy'" ,___, "'ハ_\ ヽ/ハ (ヒ_] ヒ_ン ) / | ハヽ l//イ、〈y〉 ヽ _ン 人.ハノ ハ !"" ,___, "" / / | 〈 .レ∨/〈y〉ゝ、_ ∠〈y〉」 ノ|ノヽ ヽ _ン ィ / ハ ヽ ノノレ〈y〉-'─イ= ̄r´ーヽ〈y〉 ハ !ヽ、 // ノ | | 〉 [ { ] ´ ̄`r-z´ ̄`[ { ] レVヽノ` ー--─´/レヘノVヽハ ■うー! うー! ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. ・・・うー?うー・・・ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ /イ,.イノヽ! \ レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! △ ∪ i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ♪ \ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ⌒ `! i ハ / }! i ヽ にこにこ! / / ハ ハ/ ! /// 'ー=-' /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. ィャァ- \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ,___, ∠ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ _人人人人人人人人_ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(○) (○) `! i ハ / }! i ヽ > うー! うー! < / / ハ ハ/ ! ///r ―v /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ⌒Y⌒Y´ノ /l | l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 ` ̄ ̄ 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ♪ │ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ > く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ,‐―( /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ゙ ,' ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ うー、うー 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ♪ │ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ > く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ,___, ヒ_ン )`! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ _ .,r'"_`''i、 l i´ .゙i | !-' 丿丿 /,/ l | 二 | | ゙‐' ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ_ノ ヽ! レヽ_ヽ_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ヒ_ン ) `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l 0 ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. う? _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ/ノヽ! レ\ ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ヒ_ン ) `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// o /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ っ rー-、,.'" `ヽ、. っ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ_ノ ヽ! レヽ_ヽ_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ヒ_ン ) `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ,___, /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ヽ_ン ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ うー… rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l うー… く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´rr=-, r=;ァ ! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! ''  ̄  ̄ " i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l 'ー=ョ' ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ■おぜう様ご乱心 _ , ' ´ ̄  ̄ ヽ、 ゝY⌒く_,--、,--、, i i_,イー'λ⌒´⌒入ヽイ ヽ、 ,イ´ ,イ-ーレヽイノー-ル、iイゝ `ゝイ i (ヒ_i ヒ_i) iイi´. |.从"" ┌ ┐"".从 i ルレゝ.._ ー' ,..イルヽi )⌒ヽ、 (⌒`ヽk,´⌒)、 /⌒( `ヽ、 ヽ〈 `ー 、 `く,´_〉/ /´ ⌒ゝ i',/ ,ヘ、 `ノiイ⌒´ ,Y`ー´λ'ー´イ、 // ヽ\ れ み ___ _ , ' ´ ̄  ̄ ヽ、 ゝY⌒く_,--、,--、, i i_,イー'λ⌒´⌒入ヽイ ヽ、 ,イ´ ,イ-ーレヽイノー-ル、iイゝ `ゝイ i (ヒ_i ヒ_i) iイi´. |.从"" ┌ ┐"".从 i ルレゝ.._ ー' ,..イルヽi )⌒ヽ、 r´ゝ,  ̄,イ´ヽ、 /⌒( `ヽ、 ヽ〈 i´.|.`i, _〉/ /´ ⌒ゝ i',/ ,ヘ、 `ノiイ⌒´ ,Y`ー´λ'ー´イ、. // ヽ\ り あ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ'´(☉), 、(☉) `!/ ノ、ソ ヽ/ ハ"" ,rェェェ、 ". ノ / |〈 ノ | ', |,r-r-| . / / ハ ヽ ハレヘ!ヽ、`ニニ´ . ,//レ'ヽハヘノ )⌒ヽ、 (⌒`ヽk,´⌒)、 /⌒( `ヽ、 ヽ〈 `ー 、 `く,´_〉/ /´ ⌒ゝ i',/ ,ヘ、 `ノiイ⌒´ ,Y`ー´λ'ー´イ、 // ヽ\._人人人人人人人人人人人人人人人人人_.> うわあああああああ!!! <. ̄^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ ヽ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ ', うー♪うー… .ノ /l ハノ i ヽ. 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ /⌒`γ´ハ_,,.イ´レ`ヽ、 /⌒ヽ、 〈r'^ヽi /^L_!ムイ_」^ヽ. .〉´ / i' \ `7 _ノ'§ !、_ !,イ__'⌒ヽ、ノ i i、_ノ !、,§__、ハ、_ノ、/、__ ⌒ヽノ r/ `ー--─ヘ´``ヽ、_イ / / ', ヽ、 、 rく__ ハ ゝイン `'、__ニ、_r_、_イ__r__ェ_'ン´....... i__,7 i,__,7 └'゙ i,_,/ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ .ィ"レ'(☉), 、(☉). `! i ハ ヽ/ ! "" ,rェェェ、 ". i ハ ', _人人人人人人人人人人人人人人人人人_ .ノ /l |,r-r-| . ハノ i ヽ. > …わあああああああ!!! < 〈,ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉  ̄^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ /⌒`γ´ハ_,,.イ´レ`ヽ、 /⌒ヽ、 〈r'^ヽi /^L_!ムイ_」^ヽ. .〉´ / i' \ `7 _ノ'§ !、_ !,イ__'⌒ヽ、ノ i i、_ノ !、,§__、ハ、_ノ、/、__ ⌒ヽノ r/ `ー--─ヘ´``ヽ、_イ / / ', ヽ、 、 rく__ ハ ゝイン `'、__ニ、_r_、_イ__r__ェ_'ン´....... i__,7 i,__,7 └'゙ i,_,/ ,. -───-- 、_ っ rー-、,.'" `ヽ、. っ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ .ィ"レ'(☉), 、(☉). `! i ハ ヽ/ ! "" ,rェェェ、 ". i ハ ', .ノ /l |,r-r-| . ハノ i ヽ. 〈,ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ .ィ"Y◎`, 、 '◎Y. `! i ハ ヽ/ ! " ⌒,トェェェイ⌒. i ハ ', .ノ /l |,r-r-| . ハノ i ヽ. 〈,ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ■ヘブン状態 ○帽子なし゚ | ・ | .+o o+ |!*。* ゚ | o。 | *。 |o。! |! *o ゚ |+ | ・゚ __,,.. --─ 、 +・ o |* 。*゚ l o○+ | |i ,.-'_, 、 ゚| o ○。*o゚ |!・+ ・l ,/ , ' ; `ヽ. ` ・|*゚ + |。 | ・ ○゚゚ |i | + ;^l / ; . ,ヘ. ハ ト,_ `ヽ ヽ. }^ヽ、 |oo。! |! .r'´ノ'i_, ,.イノヽ! レ ヽl-ヽ、 〉、_ソ、_ ノ ハ } \*. 。*゚ ./ヽ/\ノi´(☉), 、(☉) `!/ ノ ハ / }! i ヽ *./ / ハ ハ !"" ,rェェェ、 ". ノ / 〈〈{_ ノ } _」。 | ・⌒Y⌒Y´ノ| ', |,r-r-| . / / ハ ヽ⌒Y⌒Y´ o |o |・゚ ハレ!ヽ、`ニニ´ . ,//レ'ヽハヘノ o.+ | ・ ゚.* ゚ l| *o゚ |! `ー--─ ´ *゚・ +゚ || |o ゚。・ ゚* _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_ > < /\ ──┐| | \ ヽ| |ヽ ム ヒ | | / \ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | | \ _ノ _/ / | ノ \ ノ L_い o o○帽子あり゚ | ・ | .+o o+ |!*。* ゚ | o。 | *。 |o。! ! | * *o ゚ |+ |・゚ *゚ ,. -───-- 、_ o ゚。・ ゚* 。○ o○+ | |i rー-、,.'" `ヽ、. ゚| o *o゚ |! o゚・+ i ・l _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l |。 | ・ ○゚ i゚ |i |。 + く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 *。 }^ヽ、+゚ |o。! |! r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ ゚! 。*゚ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(☉), 、(☉). `! i ハ / }! i ヽ * *./ / ハ ハ/ ! "" ,rェェェ、 ". i ハ 〈〈{_ ノ } _」。 | ・⌒Y⌒Y´ノ /l. |,r-r-| . ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ o |o |・゚ 。〈,.ヘ ヽ、 .`ニニ´ . 〈 i ハ i 〉 o.+ | ・ ゚.* ゚ l| *o゚ノ レ^ゝi>.、.,_____,,. ィ´//レ'ヽハヘノ *゚・ ゚ || |. * ゚ | o。 | *。 |o。! |!゚ | ・ | .+o o+ |!*。 ■帽子もつけずに大爆笑 __,,.. --─ 、 ,.-'_, 、 ,/ , ' ; `ヽ. ` ;^l / ; . ,ヘ. ハ ト,_ `ヽ ヽ. }^ヽ、 .r'´ノ'i_, ,.イノヽ! レ ヽl-ヽ、 〉、_ソ、_ ノ ハ } \ /ヽ/\ノi´(○), 、(○) `!/ ノ ハ / }! i ヽ _人人人人人人人人_ / / ハ ハ !"" ,rェェェ、 ". ノ / 〈〈{_ ノ } _」 > うわぁぁぁああああ! < ⌒Y⌒Y´ノ| ', |,r-r-| . / / ハ ヽ⌒Y⌒Y´  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ハレ!ヽ、`ニニ´ . ,//レ'ヽハヘノ `ー--─ ´ __,,.. --─ 、 ,.-'_, 、 ,/ , ' ; `ヽ. ` ;^l / ; . ,ヘ. ハ ト,_ `ヽ ヽ. }^ヽ、 .r'´ノ'i_, ,.イノヽ! レ ヽl-ヽ、 〉、_ソ、_ ノ ハ } \ /ヽ/\ノi´(○), 、(○) `!/ ノ ハ / }! i ヽ _人人人人人人人人人人人_ / / ハ ハ !"" ,_______, ". ノ / 〈〈{_ ノ } _」 > …はっはっはっは!!!< ⌒Y⌒Y´ノ| ', Vヽ/ V| . / / ハ ヽ⌒Y⌒Y´  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ハレ!ヽ、 ヽ__ノ . ,//レ'ヽハヘノ `ー--─ ´ __,,.. --─ 、 ,.-'_, 、 ,/ , ' ; `ヽ. ` ;^l / ; . ,ヘ. ハ ト,_ `ヽ ヽ. }^ヽ、 .r'´ノ'i_, ,.イノヽ! レ ヽl-ヽ、 〉、_ソ、_ ノ ハ } \ /ヽ/\ノi´⌒ ⌒ `!/ ノ ハ / }! i ヽ _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ / / ハ ハ !"" ,_______, ". ノ / 〈〈{_ ノ } _」 > うわぁぁぁああああはっはっはっは!!!< ⌒Y⌒Y´ノ| ', Vヽ/ V| . / / ハ ヽ⌒Y⌒Y´  ̄^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^Y^Y^Y^ ̄ ハレ!ヽ、 ヽ__ノ . ,//レ'ヽハヘノ `ー--─ ´ __,,.. --─ 、 ,.-'_, 、 ,/ , ' ; `ヽ. ` ;^l / ; . ,ヘ. ハ ト,_ `ヽ ヽ. }^ヽ、 .r'´ノ'i_, ,.イノヽ! レ ヽl-ヽ、 〉、_ソ、_ ノ ハ } \ /ヽ/\ノi´⌒ ⌒ `!/ ノ ハ / }! i ヽ _人人人人人人人人人人人人人人_ / / ハ ハ !"" ,_______, ". ノ / 〈〈{_ ノ } _」 > …はっはっはっは…はっはっは…< ⌒Y⌒Y´ノ| ', Vヽ_ _ノV . / / ハ ヽ⌒Y⌒Y´  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ハレ!ヽ、 . ,//レ'ヽハヘノ `ー--─ ´ __,,.. --─ 、 ,.-'_, 、 ,/ , ' ; `ヽ. ` ;^l / ; . ,ヘ. ハ ト,_ `ヽ ヽ. }^ヽ、 .r'´ノ'i_, ,.イノヽ! レ ヽl-ヽ、 〉、_ソ、_ ノ ハ } \ /ヽ/\ノi´rr=-, r=;ァ `!/ ノ ハ / }! i ヽ _人人人人人 人人人_ / / ハ ハ !"" ,_______, ". ノ / 〈〈{_ ノ } _」 > ………。 < ⌒Y⌒Y´ノ| ', Vヽ_ _ノV . / / ハ ヽ⌒Y⌒Y´  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ハレ!ヽ、 . ,//レ'ヽハヘノ `ー--─ ´ ■洗脳 _人人人人人人人人人人人人人人人_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ ヒーン > ゆっくりしていってね!!! < _,,....,,> ゆっくりしていってね!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄-''" ' ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,. -‐'''''" ̄ ̄`"''ヽ. 〉、 __ _____ ______ヽ \ ,.-ァ r'/´ `Y/ヽヽ.. ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ / 〈 r‐、iY ', `ヽ.. 'r ´ ヽ、ン、 | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ //ヽ ' , i | ヽ ,r'^ー、、,___________,r'ヽ,イ ', ,'==─- -─==', i_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 // `ヽ ヽ〈 〈 7 r'´、r-、__,. - i iカ. ! i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,',' `'ー|_!._ ,' ハ_!_,.ィ ハ i、 ハ |_「 __ |. レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ |' レ7 |./--'、レ' V,ニ.! |/ ./´ `ヽ| !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ | 〈,rヘハヘr|ハ" ____ ,ハンヽ./ っ L.',. ヽ _ン L」 ノ| .|`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ | ,.-‐、/´ ̄`ヽ!` ̄ !ヽr´--'<'ハ〉 っ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /,' ノ !'" ,___, "' i .レ' レ'´ く ̄ヘ´ イ>''"´ ̄`'ヽr-ァ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ( ,ハ ヽ _ン 人! ヽ ヽr ´ / / ヽ!,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ く >!イ / i ハ `7 く /__r、__ト、 i__r! _,rヘ レ'`ト!.二Y  ̄Y'ー'イ ̄ 30分後 _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_-''" `''> ゆ っ く り し て い っ て ね ! ! ! <ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ rー-、,.'" `ヽ、. __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ ,'==─- -─==', ir-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ .r'´ ィ"レ'ノ‐! ヽ ! レ ヽ--、ハ〉、_ソ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ ヽ/ ハ (ヒ_] ヒ_ン )/| ハ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ハ !"" ,___, ""/ / |〈 !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ノ| ',. ヽ _ノ ィ / ハ ヽ L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! ハレ!ヽ、 //レ'ヽハヘノ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ` ー---´ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ■レミリア パチュリー ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l ─ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ }^ヽ、 ─ .r'´ ィ"レ'ノ‐! ヽ ! レ ヽ-ト、ハ〉、_ソ ハ } \ /ヽ/ ハ (ヒ_] ヒ_ン )/| ハ / }! i ヽ ─ / / ハ !"" ,___, ""/ / |〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´_| ',. ヽ _ン ィ / ハ ヽ⌒Y⌒Y´ ハレ!ヽ、 //レ'ヽハヘノ ─ `⊥ー-.⊥´ _,,,,/ |ヽ─/ |ヽ,,,__ , '´ __ `ヽ、,ヘ くヽ_r'_ヽ 、 ,、_) ヽ ,______r'´イ´ ['、イ_,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ、__〉 ,! 、!-|ーi、λ_L!」/_-i、|〉',ヽイ i_ノL.イ (ヒ_] ヒ_ン ).!_イ | |_人人人人人人人人人人人人人人_ ヽ! |.i"" ,___, "" | ! | |> そこまでにしていってね!!! < .| ! ',. ヽ _ン .,! ! .| | ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | |ヽ、 イノi .| .| . || .| ` ー--─ ´/ /入、 | ■賽銭泥棒 ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l ─ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ }^ヽ、 ─ .r'´ ィ"レ'ノ‐! ヽ ! レ ヽ-ト、ハ〉、_ソ ハ } \ /ヽ/ ハ (ヒ_] ヒ_ン )/| ハ / }! i ヽ ─ __ _____ ______ / / ハ !"" ,___, ""/ / |〈{_ ノ } _」 ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 ⌒Y⌒Y´_| ',. ヽ _ン ィ / ハ ヽ⌒Y⌒Y´ ,'==─- -─==', i ハレ!ヽ、 //レ'ヽハヘノ ─ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | `⊥ー-.⊥´ レリイi rr=-, r=;ァ. #| .|、i .|| __/│ヽ / |\_____ !Y! . ,___, " 「 !ノ i | ///////////.| | | | | .|、i .|| /////////// .| | | | | .|、i .|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | .|、i .|| ─ | 賽銭箱. | | ─ | | | | .|、i .|| | ゝ、 /_ | | | | | | .|、i .|| | (ヒ_] ヒ_ン ). | | ─ | | | | .|、i .|| | "" ,___, "" | | | |__| L」 ノ| .| | ヽ _ン | / | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / |__________|/ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ■噛まれたよー ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ _人人人人人人人人___r'¨´ ̄`ヽ/ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ / }! i ヽ > うー! うー! < -ーィ,_ノ /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ __/ と\ ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´___ヽ二,ノ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \r'¨´ ̄`ヽ_ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ / }! i ヽ -ーィ,┃ / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 __/と ┃ ⌒Y⌒Y´ノ /l ┃ ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ヽ二,ノ ┃ 〈,.ヘ ヽ、 ┃ 〈 i ハ i 〉 ┃ ノ レ^ゝi>.、.,_┃__,,...ィ´//レ'ヽハヘノ 、. _ _ .i ,. ヽ`//| /i.// ヽ. '| ト./ / i∧/ / ,. -───-- 、_ // \ヽ、 ♪ rー-、,.'" `ヽ、. ヽi // 、. _ _ .i ,. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l ソ レ ヽ`//| /i.// く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 ヽ. '| ト./ / .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ノ ハ } \ i∧/ /r'¨´ ̄`ヽ_ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ,___, ヒ_ン )`! i ハ / }! i ヽ // \ヽ、 -ーィ,┃ / / ハ ハ/ ! /// ┃ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ヽi // __/と ┃ ⌒Y⌒Y´ノ /l ┃ ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ ソ レヽ二,ノ ┃ 〈,.ヘ ヽ、 ┃ 〈 i ハ i 〉 ┃ ノ レ^ゝi>.、.,_┃__,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ rー-、,.'" `ヽ > ゆっくり吸われていってね!!! < _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 _ _ .i ,.ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ノ ハ } \r'¨ ―-//| /i.// / r'´ ィ"レ´(ヒ_] ,___, ヒ_ン )`! i ハ / }! i ヽ -ーィ '| ト./ / ハ ハ/ ! /// ヽ _ン /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」ヽ二,ノ i∧/ /Y⌒Y´ノ /l ┃ ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ // \ヽ、 〈,.ヘ ヽ、 ┃ 〈 i ハ i 〉 ヽi // ノ レ^ゝi>.、.,_┃__,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ソ レ ■見ましたとも ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ'ノ‐! ヽ ! レ ヽ-ト、ハ〉、_ソ ヽ/ ハ .-‐ ―-。/| ハ 。 ハ !" ___ "/ / |〈.ふぁぁ oノ| レ>.、.ヽ _)_,,..ィ / ハ ヽへ 。 ハレヘ!-'"7-!-rく|/レ'ヽハヘノ \ / |、 i `'§'" 〈 ',/ ', / 'ー,L__§____'r'-イ ! | | ,.L_________」 | ,へ | ヽ/⌒| / ! ノ ト、へ/⌒ ヽ! ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ'ノ‐! ヽ ! レ ヽ-ト、ハ〉、_ソ ヽ/ ハ .(ヒ_] ヒ_ン /| ハ ハ !" ,___, "/ / |〈 ノ| レ>.、. _,,..ィ / ハ ヽへ ハレヘ!-'"7-!-rく|/レ'ヽハヘノ \ / |、 i `'§'" 〈 ',/ ', / 'ー,L__§____'r'-イ ! | | ,.L_________」 | ,へ | ヽ/⌒| / ! ノ ト、へ/⌒ ヽ! ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ/__,,!ヘ ハ ト,_ `ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ'ノ‐! ヽ ! レ ヽ-ト、ハ〉、_ソ <…見たの? ヽ/ ハ .(ヒ_] ヒ_ン /| ハ ハ ! //,___, /// / / |〈 ノ| レ>.、. _,,..ィ / ハ ヽへ ハレヘ!-'"7-!-rく|/レ'ヽハヘノ \ / |、 i `'§'" 〈 ',/ ', / 'ー,L__§____'r'-イ ! | | ,.L_________」 | ,へ | ヽ/⌒| / ! ノ ト、へ/⌒ ヽ! ■霊夢的な何かを食すおぜうさま ', 、 /| ヽ、_)ヽ、 ', / / ヽ、. ! / / / `  ̄\ヽ、 ,.-、_ / 人____人 \\ / __/ ______ `'/つ_ノ ノヽ. `ヽー''" _r'ヽ./,.'"´ _,.-''"´  ̄`"'ー-!、`ヽ`ー'ン _ノ 咲 食 わ r'ヽ`とヾ./\'´_ ,.、___,.へ__,.-、__ ', イ <. 夜 べ ぁ ,ゝ、イ '´ノ 7rァ‐'"´  ̄ ̄ `ヽ !__ | ) ` 物 ` く/ `', Y イ7'´ / /| 、 ', `ヾ,.! | く こ だ 初 ,ヘ ' , / i ./__ ハ ハ | -/| i Y .| / ) れ. な め \ L__', ヽ. |/´/__ レ' |ノ,!-'、|,ノ ./ | / 何 て \ ,ヘ Yヘ,|. '´ ` ⊂Y/、 |ヘ、 ヽ. ? み 、 ,.へ、,'、__,.ヘ⊂⊃ ,_'二ニヽ ,ハヾ.〉ーァヘヽ. ) る //| |〈 |`ヽ. 〈 ノ,.イ ,ゝ | ', ', ∠__ // | | | !へ 〉`>ーrァ'i´ヽ.|ヘ| ', ヽヽ `Y´ ̄`Y´ ̄∠/‐-、レ'、ゝ、_ }|`ゝ`二ニノ ト{ ノヽ'"´ ̄` `ヽ、i 'ヽ __ _____ ______ `| ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 ,. -- 、 ,' 'r ´ ヽ、ン、 | / ,'==─- -─==', i 霊 |____________/__/i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |____________ 夢. |. レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||.何 的 | !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |.か な | ,/''L.', . ヽ _ン L」 ノ| .|''ヽ.で | | | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / |.す | ヽ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ノ 、____ノ ヽ__________ノ 、 /| ヽ、_)ヽ、 ', / / ヽ、. ! / / / `  ̄\ヽ、 ,.-、_ / 人 \\ / __/ ______ `'/つ_ノ ノヽ. `ヽー''" _r'ヽ./,.'"´ _,.-''"´  ̄`"'ー-!、`ヽ`ー'ン _ノ う r'ヽ`とヾ./\'´_ ,.、___,.へ__,.-、__ ', イ <. | ,ゝ、イ '´ノ 7rァ‐'"´  ̄ ̄ `ヽ !__ | ) ,ヘ ' , / i ./ ハ ハ | /| i Y .| / ) \ L__', ヽ. |/´/ レ' |ノ ! ' |,ノ ./ | / う \ ,ヘ Yヘ,| ⌒ ,___, ⌒ Y/、 |ヘ、 ヽ. | 、 ,.へ、,'、__,.ヘ⊂⊃ ヽ_ ノ ⊂,ハヾ.〉ーァヘヽ. ) //| |〈 |`ヽ. ,.イ ,ゝ | ', ', ∠__ // | | | !へ 〉`>ーrァ'i´ヽ.|ヘ| ', ヽヽ `Y´ ̄∠/‐-、レ'、ゝ、_ }|`ゝ`二ニノ ト{ ノヽ'"´ ̄` `ヽ、i 'ヽ __ _____ ______ `| ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 ,' 'r ´ ヽ、ン、 / ,'==─- -─==', i ____________/__/i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |____________ . レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ,/''L.', . ヽ _ン L」 ノ| .|''ヽ | | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / | ヽ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ノ ヽ__________ノ 各キャラ紹介文 レミリア と フラン レミリア その1
https://w.atwiki.jp/tohotd/pages/31.html
加入条件 異界40.紅魔館の思索をクリア 能力 タイプ HP 攻撃 防御 魔抵 素質 コスト 移動 射程 命中 回避 必殺 吹飛 拡大 再動 便乗 反撃 アイテム 療養 物理 44+21 39+19 7+3 6+3 C(42) 4 4 1 14 8 25 4 0 12 20 12 110/212 4 評価 加入する際にはちょっとノンカリスマな永遠に紅い幼き月。 装甲は紙そのもので、一見してコストの割にはそれほど攻撃力が奮わないように見えるが 霊力当たりの成長は全体の13位、4-1組ではフランに次ぐ。 確率系技能も必殺、再動、便乗と有用なものが総じて高いオールラウンダー。 反撃は防御の関係上、あってないようなもの。 再動の初期値もさりげに従者に次いで2位とかなり高い。 器用貧乏ではなく、コスト並みの働きは十分してくれるだろう。 異界戦40クリアで参入というのを遅いと見るか早いと見るか…。 コツコツ異界を進めれば、50階程度で確実に入るキャラではある。 台詞集 初登場時 + ... 戦闘台詞 + ... レベルアップ おや。益々敵無しになっちゃうわね。 アイテム発見 何かしらね。誰か、拾っておきなさい。 クリティカル 悪いけど、後悔する暇は無いわ。 吹っ飛ばし ふん、脆いものね。 効果拡大 いいわ、纏めて相手をしてあげましょう。 再行動 ……遅すぎる。貰ったわ。 反撃 まさか、ただで帰れるとは思ってないでしょうね? 便乗 折角だから、もう少し遊んでいきなさいな。 撤退 疲れたわ。お茶は用意してあるんでしょうね? 体力0 また今度遊んであげるわね。
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/1133.html
各キャラ紹介文 レミリア と フラン レミリア その13 ■ケーキを監視 ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ > く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r }^ ヽ .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ,___, ヒ_ン )`! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /⌒ヽ /( )ヽ このケーキはうーうーに監視されてます / ー‐'´ `、 ∠_______i |_______|_ / | o o o o 0 | \ / .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / \_________/ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´.ィ"レ'(☉), 、(☉). `! i ハ / }! _,. -──-- 、_ / / ハ ハ/ ! "" ,rェェェ、 ". i ハ 〈〈{_ ,. '" /\ `ヽ、 ⌒Y⌒Y´ノ /l |,r-r-| . ハノ i ヽ,' ゝ / @ \ ノ ヽ, 〈,ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i r'y、/⌒y'へ-'⌒i' ̄ヽ_,.へ_ ', ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ とヘ_,.'-─'´ ̄`ー-^ー-、_i `ヽ! l ノ / .ハ /!,!_t!、ハ │ i i ィ / (ヒ_] ∨´ ヒ_ン )ヽ、 ヽ、Y イ i iイ"" ー─( "" 、! ハ ノ レ ヘ i ンヽレ'ハ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ i'´ 从 ハ ヽ / | `ー " >.、..,,___,,,.. イ., ゙ー -'' | / i"´ ノ ( `) \_________/ `ー-" ゛ー‐' ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ > く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r }^ ヽ .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´⌒ , ,⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! 〃 ̄  ̄". i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l rェェェ、 . ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ / | 糸冬 | / --------------- \_________/ 制作・著作 NHK ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ > く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r }^ ヽ .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´⌒ , ,⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! 〃 ̄  ̄". i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l rェェェ、 . ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /⌒ヽ /( )ヽ / ー‐'´ `、 ∠_______i |_______|_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ / | o o o o 0 | \ / | / .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ソロ~ | / |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./ ⊂ \_________/ \_________/ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ > く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r }^ ヽ .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´⌒ , ,⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! 〃 ̄  ̄". i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l rェェェ、 . ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉 /| ウィーーーン ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ==--- ウィーーーン /⌒ヽ ==--- / | ==--- /( )ヽ ==--- / /_____ ,. ‐- 、 _ / ー‐'´ `、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ̄( / \ , ' ,ィ三ミー' ̄ ∠_______i / . (/ \i { .( ヒ_] 三 |_______|_ ゞ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■! ゝ 三 彡(.o~ / | o o o o 0 | \\ ( \ / ヽ / , / .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | `----------------\ \-------' \(ヽ、 i |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / | \| / | \, `二 \_________/ \_________/ \_____ ■レミリアと加藤 /ヽ/ヽノ ̄V\丿ヽ 人 _ 人 | だ かノヽ_人丿 ゝ / 丿  ̄ ̄ ヽ、 | っ と 丶っ__// 、_ノ だ 丿 こ ぉ い メ .メ ノ ヽ : っ 丿 : .: い イ ッ |_,、--――--t、ノ : こ / : だ ド ....× 彡彡三ミミ;;ミミヽ : (rつ ,. -───-- 、_ ろ に /彡 ;;;;彡 彡彡;;ミミミミヽ、! _|(.. rー-、,.'" `ヽ、. う . し ・ / ヘ彡 彡彡三ミ;;;;;;ミ三ミミヽ\/ ̄ヽ し_」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l が て ・ レ"ヽ三ミミミ彡 三ミミミ三ミミ;;;;;i / く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 ァ も ・ | _  ̄\彡|~トヾ ミ三ミ;;;;;;;ゝ、...i _ \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ . ッ . ら ・. |/ ゙ ;! ヒヾ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;トミ r'´ ィ"レ´rr=-, r=;;ァ `! i ハ ! え ・ | r'7 U |ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)゙ ヽ/ ! o゚⌒ /// ⌒゚o i ハ ', _ ばrγ-゙ヽ b/ u Yンノ;;;;;;;;;;;;;;ト;;;;;;ヽノ .ノ /l ,--、 ハノ i ヽ. ヽっ / ノ __ヽ、 ! ー"ミミ"ヾ、ヾ;ノ゙゙ヽ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 |/ L - /",r';;;;;ヽ)l l / ゙~フ ノ‐" ゙ゝ、. ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ヽ┴"ヾ;; ノlノ ど_,r< ̄ ヽ /⌒`γ´ハ_,,.イ´レ`ヽ、 /⌒ヽ、 lニニノノ /-" ' \'^ヽi /^L_!ムイ_」^ヽ. .〉´ / i' \ ゝ u _, __ ゙、 ヽ / /' § !、_ !,イ__'⌒ヽ、ノ i ,.-――-,,、_ / ;;;;; ;; ;; ;;;;、 っ ,/;/ ̄ヽ、;;;;;;;;;,,,, ヽ わっ・・・分かったから ,、l/ u  ̄ ヽ ゙l つ lリ _-、_ / ゙ l; ;;l っ 服を着ろッッッ!!! Y ' o) __u ヽ/ __ト,゙゙゙ 'o /) /r― lノr、 く ."""/ノ _r‐l/;;;;;;;人 ヽ、'――ァ r/、―、 ,r‐'゙,, (;;;;;;;;;/ f、 二 ̄ 彳l;;;;;;;;;;;ヽ ( ;;'''' .. ..ヽ;;;;ハ lヽ_,,rイ゙ /ヾ;;;;;;;;;;; -、 ┴‐'゙ ̄ヽ l l | | /゙ / |;;/ ̄,_ ヽ -──----、_ ,,.'" `ヽr-‐'7 ♪ ♪ ,'" i └ へ_ / _ノ n ノ ! ゝへゝ_rへ__ゝ∠ i l L_ う ーー,─' ヽ_ .〈, /li / ゝ-'‐―´"v` ハ / _彡三_ ヽノ レヘ ノ ハ ノ i i / かとーあそぼー♪ `丶、/⌒` レ'ヽハヘレ/^ヽVヽノ/ / ハ /iヽ / }! i/ヽ ⌒Y⌒Y乂Y!.`〈{_ ノ } _」 う ー う ー l l |⌒Y⌒Y´ ((. / , | | l /, ヽ / / ド , - 、 _, - ' /ヽ タ | `' / | / _ ─‐"´ ヽ | | / ド l ヽ─-、 ヽLlノ タ / , - ' ` ー´ ■ソうーセージ ,. -───────────────────────────────────-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、 _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ゝへ__rへ__ ノ__ゝへ__rへ__ ノ__ゝへ__rへ__ ノ__ゝへ__rへ__ ノ__ゝへ__rへ__ゝへ__rへ__ ノl く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、___ ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_イ,.イノヽ! レ ヽ,_イ,.イノヽ! レ ヽ,_イ,.イノヽ! レ ヽ,_イ,.イノヽ! レ ヽ,_イ,.イノヽ! レヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ / }! i ヽ/ / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,__________________________________,,...ィ´//レ'ヽハヘノ くヽ .ヽ〉 ,,.--――-- 、 ヽ,,.-――-、 ヽ ヽ .l ┌────────────────────────────────────┐ l l └────────────────────────────────────┘ ノ ノ / / ヽ/ ■かわいいレミリア ____ rー-、,'" `ヽ. _」 i _ゝへ_rへ_ ノ_`〉 _ く `r-'、;_r-、ノ;^;;ヽrYi、/ l )) (( ,ヘ, .ノ レ ミ リ λ ア ;λ;レ;;ミ./ ./ '、.`、 ルLi(ヒ_]'`' ヒ_ンλ/,,,/,. ヽ ソ`ハル""r-‐‐v""イ ./. ゞ ソゝヽ、__,ノ_ノ ) ,...‐-,._`弋__ノ ヽ/$ヽノ ,___,ノ.,-‐.、 /.; / | ヾ ;;弋|, |: !イ;;/ | ヾ .\ ⌒Y⌒Y´ ̄`''.ノ |: λ ̄`Y⌒Y⌒ く;r ‐'ー--、__ . / ヽ、 .\. / ヽ . \ ■危ないネタ _ _ / ヽ、 /´ ヽ / .,-ー、 l l .,--、 l l ! l l__ヽ i l l ヽ ,!、___,ノ'´ ゝ.i、_ノイ / ヽ ,' ⌒ ,___, ⌒ ', { /// ヽ_ ノ /// } チュうー♪ ', / ヽ / `ヽ、 .イ  ̄ ̄ ̄ ̄ ┌┐ ┌┐ ┌┘└─┘└┐ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ┌────────┐ └┐┌─┐┌┘ / / ̄ | | ̄\ \ |┌──────┐ | ┌─┬─┬─┐ | | | | | | | |┌─────┐| | | □ | □ | □ | | | | | | | | |└─-┐┌-─┘| | └─┴─┴─┘ | | | | | | | | ┌─┘└─┐| | ┌───────┐ | | | | | | | | └─┐┌─┘| | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / | | | | | | | | | | ◇ | |  ̄ / ̄ ̄ ̄ /  ̄ | | / / | | | |┌─-┘└-─┐| | // ̄/ / | \/ / / / | |└─────┘| |  ̄  ̄// \__/ ∠/ | └──────┘ |  ̄ └───────-┘ ■サーヴァントフライヤー ∧ ∧、 / ヽ、 /´ ヽ, / ,´\ l / .,/\ l l / /ゞl l__ヽ i/ゞl l ヽ,!、___,ノ'´ ゝ.i、_ノ / }^ヽ、 .r'´ノ / 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r' ⌒ ,___, ⌒ '/ }! i ヽ/ / ハ { /// ヽ_ ノ /// 〈{_ ノ } _」⌒Y⌒Y´ /ヽ⌒Y⌒Y´ ヽ / `ヽ、 .イ  ̄ ̄ ̄ ̄ ■れみ りあ うー♪ ___ ___ ___ _ , ' ´ ̄  ̄ ヽ、 _ , ' ´ ̄  ̄ ヽ、 _ , ' ´ ̄  ̄ ヽ、 ゝY⌒く_,--、,--、, i ゝY⌒く_,--、,--、, i ゝY⌒く_,--、,--、, i i_,イー'λ⌒´⌒入ヽイ ヽ、 i_,イー'λ⌒´⌒入ヽイ ヽ、 i_,イー'λ⌒´⌒入ヽイ ヽ、 ,イ´ ,イ-ーレヽイノー-ル、iイゝ ,イ´ ,イ-ーレヽイノー-ル、iイゝ .,イ´ ,イ-ーレヽイノー-ル、iイゝ `ゝイ i ⌒,_,⌒ iイi´. `ゝイ i ⌒,_,⌒ iイi´. `ゝイ i ⌒,_,⌒ iイi´ |. 从 "" ヽノ "" .从 i |.从 "" ヽノ "" .从 i | .从 "" ヽノ "".从 i ルレゝ.._ , ..イルヽi ルレゝ.._ ,..イルヽi .ルレゝ.._ ,..イルヽi)⌒ヽ、 (⌒`ヽk,´⌒)、 /⌒( )⌒ヽ、 r´ゝ,  ̄,イ´ヽ、 /⌒( )⌒ヽ、 r´ゝ,  ̄,イ´ヽ、 /⌒(`ヽ、 ヽ〈 `ー 、 `く,´_〉/ /´ `ヽ、 ヽ〈 i´.|.`i, _〉/ /´ `ヽ、 ヽ〈 /^-、Y.,-^ヽ,_〉/ /´ ⌒ゝ i',/ ,ヘ、 `ノiイ⌒´ ⌒ゝ i',/ ,ヘ、 `ノiイ⌒´ ⌒ゝ i' r´§`┐ .iイ⌒´ ,Y`ー´λ'ー´イ、 ,Y`ー´λ'ー´イ、. ,'`-´ー.'ー '-'、 // ヽ\ // ヽ\ // ヽ\ れみ りあ うー♪ ■ルーミアとおぜうさま まあ昼飯でも食ってゆっくりしなさいや。 ,. -───-- 、_ ♪ ♪~rー-、,.'" `ヽ、. ,. ''"´  ̄ ̄ `ヽ、/ ,ヘ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l / `ヽ/ヽ_ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 ./ / / ./ ハ ハ i く__/´7 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ i i ハゝ、,ヘ ! /!ハ. !''ー┘ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ i ! !(ヒ_] ヒ_ン )!ハ! ./ / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈 i i |"" ,___, ""| | ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、.、、、、、、、、,,、 丶```、、、、、、、、 ヽ、 ,/` `ヾ、、、、、、、、、ヾ、 `/ ヽ、、、、、、、、、ヽ、 `.//` ̄ヽ、ヾ、、、、、、、、、ヽ , - ' ヽ、 /'~``-、 | | /`ヽ | |、、、、、、、、、 |、 /` |(、 ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .| | |、、、、、、、、、 | ̄ ̄ ̄ ,‐' `‐、 | .| | |、、、、、、、、、 .| `ヽ、 ,、‐' _____| .| | |、、、、、、、、、 .|___ ,`! ,-' | |ヽ、./ ./ |、、、、、、、、、 | ヽ、__、ノ ` - 、_丿 | ヽ、__丿 /、、、、、、、、、/ 丶 /、、、、、、、、、/ ヽ、、/、、、、、、、、/ ``  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. ,. ''"´  ̄ ̄ `ヽ、/ ,ヘ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l / `ヽ/ヽ_ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 ./ / / ./ ハ/ハi く__/´7 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ i i ハ. \,ヘ ヒ_ン!. !''ー┘ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ (☉), 、(☉). ! i ハ i ! !(ヒ_] ⌒ !ハ! ./ / ハ ハ/ ! "" ,rェェェ、 ". i ハ 〈〈 i i |"" ,‐―( ""| | ⌒Y⌒Y´ノ /l |,r-r-| . ハノ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ;'⌒ヾ_________________,'⌒ヽ '、 . . . . . . . . . . . . . . ... . ... . . . ;i ;' .. . . . . . . . . . . `! 、_ ,.イ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'、 _; ノ ■怒ったおぜうさま ( ⌒ ⌒ ) (、 , ,) || |‘ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイゝ、ノヽ レ/ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ヒ_ン) `! i ハ ヽ/ ! "" )‐‐―( ""i ハ ', .ノ /l ハノ i ヽ. 〈,.ヘ ヽ、 ⌒ 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ /⌒`γ´ハ_,,.イ´レ`ヽ、 /⌒ヽ、 〈r'^i /^L_!ムイ_」 ^ヽ. .〉´ / i' \ 7 _ノ'§ !、_ !,イ__'⌒ヽ、ノ i i、_ノ !、, §__、 ハ、_ノ、/、__ ⌒ヽノ r/ `ー--─ ヘ´``ヽ、_イ / / ' , ヽ、 、 rく__ ハ ゝイン `'、__ニ、_r_ 、_イ__r__ェ_'ン´....... i__,7 i,__,7 └'゙ i,_,/ /⌒'"⌒ ̄`ヽ ,;f ヽ i ) r'" .r=ァ | l r=- / ヽ'、 .ー=‐', ノ .、 / ヽ、_ ,ノ || |‘ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイゝ、ノヽ レ/ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ´(ヒ_] ヒ_ン) `! i ハ ヽ/ ! "" )‐‐―( ""i ハ ', .ノ /l ハノ i ヽ. 〈,.ヘ ヽ、 ⌒ 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ /⌒`γ´ハ_,,.イ´レ`ヽ、 /⌒ヽ、 〈r'^i /^L_!ムイ_」 ^ヽ. .〉´ / i' \ 7 _ノ'§ !、_ !,イ__'⌒ヽ、ノ i i、_ノ !、, §__、 ハ、_ノ、/、__ ⌒ヽノ r/ `ー--─ ヘ´``ヽ、_イ / / ' , ヽ、 、 rく__ ハ ゝイン `'、__ニ、_r_ 、_イ__r__ェ_'ン´....... i__,7 i,__,7 └'゙ i,_,/ ■右向き ♪ .,. -───-- 、_ / ,r-< `ヽ、. ♪ _i」 i _ゝへ__rへ__ ノ_, `l / ,ィ'^{ く `レ ゝ-'ー' ̄ ̄`ヽ_ト-、__イ、 .,}^ヽ、 / { ハ ヽ_ \ ゝ´,イ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ_ ´ ハ } \ / i !{ \ハ ト、´!´ ⌒ ,___, ⌒ `y゛,ィ `Y }! i ヽ うー!みぎむき~♪ L_, { ヘ _}》 ハ ! /// ヽ_ ノ /// .! ヽノ_ ノ } _」 `'Y⌒Y⌒ (,ハ lヽ ヘ.⌒Y⌒Y´ 〈 i ハ i 〉 ,.ィ' ヘ.,〉 ヽヘハノ∨\ト`>...,,_____,.、.ィiノ^Y、( ■事故 ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l _人人人人人人人人_ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 > ぶー! ぶー! < __ _____ ______ \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ 'r ´ ヽ、ン ヽ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ ', 三三三三三 ,'==─- -─==', i .ノ /l ハノ i ヽ. 三三三三三 i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 三三三三三 レリイi (〇) (〇)/ /、i .|| ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ 三三三三三 !Y!"" rェェ、 )\人从人ノて_________/=====ーー―ヽ 三三三三三 L.',. ヾ-( ) て≡()) ̄^ゝ―- 、 不夜城 , ー--\ 三三三三三 | ||ヽ、 `ー'> グシャ <|川|____/ / ⌒ヽ ヽ レッド /⌒ ヽ | 三三三三三 レ ル` ー--Σ ニニニニt_||、◎ ||_|___________||、◎ |_|= 三三三三三 ^Y^^Y^^Y` ̄ ̄ ̄ ̄ `ー--′ `---′ 物理「慣性の法則」 ,. -───-- 、_ 三三三三三三三三 rー-、,.'" `ヽ、. 三三三三三三 _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l 三三三三三三三三 く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 三三三三三三 __ _____ .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ 三三三三三 ,´ _,, '-´ )\人从人ノ'てィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ / }! i ヽ 三三三三三 'r ´ ) て! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 _人人人人人人人人_ ,'==─- > グシャ <| /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ > うー! うー! < i イ iゝ、イ-Σ ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ レリイi (〇) ^Y^^Y^^Y`、ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ 三三三三三 !Y! rェェ、 )\人从人ノて_________/=====ーー―ヽ L.',. ヾ-( ) て≡()) ̄^ゝ―- 、 不夜城,ー--\ | ||ヽ、 `ー'> グシャ <|川|____/ / ⌒ヽ ヽ レッド /⌒ ヽ | レ ル` ー--Σ ニニニニt_||、◎ ||_|___________||、◎ |_|= ^Y^^Y^^Y` ̄ ̄ ̄ ̄ `ー--′ `---′ ■おぞうさま ,r~、 / / ____,..,. - 7 _ i ̄´"' 、 _____ /, rー-、,.'" ! ニ { `く. `ヽ / _」 r /0} ヽ三 ノ {0ヽ _ ', } } l く ヽ,, ! し' _,,. 二 ,,_ ヽノ ニ 、 〃 / ヘ \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 》 / ヽ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ !/ ぱぅーん!!ぱぅーん!! Y ヽ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ ', ノ ゝ‐''ノ /l ハノ i ヽ. 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ■ヨコハマレミリア ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ__ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ ィ"レ´ ─ ,riiニヽ `! i ハ ヽ/ ! ,riiニヽ "" .i ハ ', .ノ /l "" _,,.. -‐' ハノ i ヽ. 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ /⌒`γ´ハ_,,.イ´レ`ヽ、 /⌒ヽ、 〈r'^ヽi /^L_!ムイ_」^ヽ. .〉´ / i' \ `7 _ノ'§ !、_ !,イ__'⌒ヽ、ノ i i、_ノ !、,§__、ハ、_ノ、/、__ ⌒ヽノ r/ `ー--─ヘ´``ヽ、_イ / / ', ヽ、 、 rく__ ハ ゝイン `'、__ニ、_r_、_イ__r__ェ_'ン´....... i__,7 i,__,7 └'゙ i,_,/ ,. -───-- 、_. rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ_ノ ヽ! レヽ_ヽ_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ─ ,riiニヽ`! i ハ / }! i ヽ. / / ハ ハ/ ! ,riiニヽ "" i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l "" _,,.. -‐' ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ ,. -───-- 、_. rー-、,.'" `ヽ、. _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ_ノ ヽ! レヽ_ヽ_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ _人人人人人人人人_ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ─ ,riiニヽ`! i ハ / }! i ヽ > うー! うー! <. / / ハ ハ/ ! ,riiニヽ "" i ハ 〈〈{_ ノ } _」  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ⌒Y⌒Y´ノ /l "" _,,.. -‐' ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 i⌒l⌒ヽ 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>、| | .hィ´//レ'ヽハヘノ ■れいむをナデナデ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、 _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ. \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7__ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i / !/// ヽ_ ノ ///i ハ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ ノ レ^ゝi >.、.,_____,,...ィ´/ レ'ヘノ ,/ ,´ ̄,,'-´ ̄⊂////;`) イ、 ナデナデ / 'r ´ 彡 l,,l,,l,|,iノ ヽ、ン、 | イ=─- -─==', i l ▼ ヽ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | l━▲━ li (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| |/ヽへjヽ!/// ,___, ///「 !ノ i | "ヽ 'j L」 ノ| | ヽ ー──''''''""  ̄ ゙j| / ヽ、_ __,,,,,r-'''''ーー''''' レ´ ■comic LU __________________________|┌─┐ ┌─┐ c ┌─┐ │|│ │ | │ o | │ │|│ │ │ │ m | │ │|│ │ │ │ i | │ │|│ └──┐ l │ c .| │ れみりあ うー☆ ||│ │ | \_/ | │|└────┘ \_____/ │| ,. -───-- 、_ │| ├- rー-、,.'" `ヽ、 │| vol . 'つ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l │| く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 │| 680円 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ、`ヽ7ヽ___ │| r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ,ハ │|_____________ 丶/ i /// ヽ_ ノ /// ! ハ .', │||成年向け| .ノ /l ハノ i ヽ、 │|| 雑 誌 | 〈,.ヘ ヽ、 〈 l ハ i l〉 │|.  ̄ ̄ ̄ ̄ r-、ノ レ^ゝi>.、., ,,...ィ´//レ'ヽハヘノ │|. と_//`'¬へニr‐ァ厂レ'ヽハヘノ │| L! 「 , / ,/ __ ./⌒\ヘ、 │| `'ト、 i レ公x/j/ 〉 \ │| `y .S / ⌒ヽ / \ │| 献 /V} {/∨ ⌒丶 〈 ヽ, │| 血 〈 {.{} / ― 、. ,' i │| ロ し , ―― - 、 ヽ§ イ_ ∨ ! │| リ よ / r==ィ >'"´ ̄ ̄ヽ. i| ハ ;ヘ, i │| コ う |( ̄´ _ / ト 八⌒Y ⌒ 丶l │| ン よ し兀八_ト--/ , ⌒ヽ, レ ' , │| だ しイ ' . |j r ヽ、 │| も | ' , ,小 ヽ、 ヘ.〉、 │| の | V ゝ \ │| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■バーカ! ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、 _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7__ 、 r'´ ィ"レ´ > ,___, < `! i ハ うー・・・・ ヽ/ !/// ///i ハ ', .ノ ハ ハノ iヽ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ 〉 ノ レ^ゝi >.、.,_____,,...ィ´//レ'ヘノ ,. -───-- 、_ rー-、,.'" `ヽ、 _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l \ く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ \ \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7__ 、 / r'´ ィ"レ´ `! i ハ / ヽ/ ! \ / i ハ ', / _/\/\/\/|_ \ ノ/ハ{0} /¨`ヽ {0} ミヽ / \ / \ / くヽ、 ヽ._.ノ 〈ゝ \ < バーカ! > / /⌒^ゝi >.、`ー'′ ⌒\ \ / \ (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/ ̄ ` ̄ ̄`ヽ /´ ̄ | | --- ‐ ノ | / ノ ---- / ∠_ -- | f\ ノ  ̄`丶. | | ヽ_ _ノー─-- 、_ ) - _ . | | / / | | ,' / / / ノ | ,' \ / / | / \ /_ノ / ,ノ 〈 \ ( 〈 ヽ.__ \ \ ヽ._ \__) 各キャラ紹介文 レミリア と フラン レミリア その13
https://w.atwiki.jp/mitlocke/pages/224.html
レミリア・スカーレット ランク:B E(東方紅魔郷) 属性 ・女 ・永遠に紅い幼き月 ・紅い悪魔 ・吸血鬼 敗北条件 固有の敗北条件なし 能力値 ESP能力レベル 6 ESPパワー 30 耐久力 5 精神力 4(+2) 特殊能力 ・バンパイアキス[戦闘][格闘(白兵):1] この能力を使用して対象の耐久力を減少させた時、その値だけ自分の耐久力を回復させる。 ・運命を操る程度の能力[戦闘][対抗(損害判定)] 対象の損害判定を振り直させる。ESPパワーを20消費する。 ・「紅色の幻想郷」[戦闘][主要][攻撃][E] LV:6以上の攻撃Cカードを使用し自分以外の全体に攻撃。 ESPパワーを追加で10消費する。 ・神槍「スピア・ザ・グングニル」[戦闘][主要][攻撃][E] [LV:1 火力:10『光の剣』]で対象1体に攻撃を行う。 ESPパワーを10消費する。 ・「全世界ナイトメア」[戦闘][支援] 自分に3:1の損害判定を行う。ESPパワーを10回復する。 ・カリスマ[戦闘][特殊] 1戦闘に1度使用可能。精神力が関係するチェック時、能力を宣言する。 そのラウンド中精神力を+2して宣言できる。 解説・動き方 全世界ナイトメアも相まって、6-5-4とは思えないほどの死亡率を誇る。 もうやめて!おぜうのカリスマは0よ! ESPパワーが若干少ないが、6ー5ー4の能力値を誇り、目立った弱点もない。 加えてカリスマの能力により、LV:7のCカードも前向きに狙えるので その強さは(E)キャラクター全体の中でもトップクラスである。 他の能力はESPパワーの消費が激しいのでよく考えて使おう。 全世界ナイトメアによってESPパワーを回復できるが、調子に乗ると自分の死に繋がる。 全世界ナイトメア→耐久力が減る→高LVの攻撃Cカードを撃たれる→死亡 というカリスマブレイクの事例があるのでやはりESPパワーの無駄遣いは控えた方がよい。 カリスマはLV:7のCカードの発動チェック時に使用されることが大半であるが、 幻覚の抵抗チェック時にも使用できることは頭に入れておこう。 また、カリスマはそのラウンド中は効果が継続されることを忘れないように。 Q&A Q.神槍「スピア・ザ・グングニル」はどんなときに使えばいいですか? A.相手が防御を維持しているときに投げるとほぼ命中する。 あと、残り耐久力2以下の時は前向きに殺せる。 Q.「カリスマ」使っても成功しない。 A.カリスマはブレイクするもの。 Q.どうして調子に乗ってしまうのですか? A.おぜうさまだからです。 Q.尿力って? A.ああ! 尿力とは:カリスマブレイクする壮大な誤字のことである。 “能力”と書くべき所を“尿力”と書いてしまったために生まれた力である。 他のキャラクターであれば即座に修正されたであろうが、 おぜうさまであったためしばらくそのままで放置された。 このキャラクターへの意見 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/940.html
【注意】 『ゆかりん いぢめ:20スレ28』と同じ設定 *東方キャラが死亡する描写有り *東方キャラの性格改変有り 「あ?」 小悪魔の肘がミニテーブルの上に置かれていたワインボトルに触れた ワインは大きく揺れてバランスを失い床に向かって倒れこんだ レミリアは落下するワインボトルに手を伸ばした ワインボトルの中身が零れないようにするのがこのイベントのクリア条件だった 伸ばした手がギリギリで間に合い。掴んだそれを我が子のように抱きかかえて床に落ちる衝撃から守る 「どう、ワインボトルは無事よ?」 レミリアは抱えたワインボトルを小悪魔に見せた 「いいえ、駄目です」 「なッ!?」 小悪魔はワインボトルの口を指さした ワインの口からトクトクと中身がこぼれ出て、その液体が抱えていたレミリアの衣服を汚していた 「なんで栓が・・・・?」 小悪魔は手の中に握りこんでいたコルクの栓を見せ付けてから床に捨てた 「このワインは零したらいけなかったんです」 自身が最も得意とする弾幕、大玉弾を作り出し空中に展開させる 数秒を待たず、安置が無くなるほど部屋一面にそれは敷き詰められた レミリアの優れた運動能力を持ってしても、それから脱出するのは不可能だった 「理不尽かもしれませんが、そういうルールなんです」 「予め栓が外されてるんじゃ、このイベントの攻略は不可能じゃ・・・なるほど、そういうことか。何処までに悪趣味なゲームね・・・」 大玉弾が撃ち出される直前、ポケットから紙とペンを取り出して何かを書き込んだ 「攻略法は見つけた。あとは未来の自分に託すわ」 小悪魔の作り出した大玉が一斉にレミリアに襲い掛かった 残機0→CONTINUE ※ ※ ※ ※ レミリア・スカーレットは気がつくと紅魔館のバルコニーに設置してある椅子に座っていた 幸い時刻は夜で日光の心配は無い 月は雲に隠れているため具体的な時間まではわからない 「私、いつからここに?」 どういった過程で自分がこの場所にいるのかが思い出せない 目の前のテーブルの上に紙切れが一枚置いてあった 「これは・・・」 ________________________________________________________ 『 コウマカン ノ モン ヲ クグレバ アナタ ノ カチ 』 【やってはいけないリスト】 ・門以外の場所から外に出るな・美鈴の要求を叶えればゲームクリア ・美鈴の許可無く門を潜るな・地下室に行け ・日傘を受け取るな・咲夜が落としたナイフの柄は青色 ・メイドに危害を加えるな・小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ ・図書館の扉を開けるな ・ワインを零すな ※ ※ ※ ※ ________________________________________________________ 初めて見る紙に首を傾げる そこに書かれている字は半分は印刷されたものだったがもう半分は手書きの字だった 「これ、私の字?」 『美鈴の要求を叶えればゲームクリア』『地下室に行け』『咲夜が落としたナイフの柄は青色』『小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ』 この4つの項目の筆跡が自分のものと酷似していた 「こんなの書いた覚えないわ、気味が悪い」 背筋に冷たいものを感じる。こういった予感は大概的中するものである 紙をテーブルの上に置いたままにしてバルコニーの柵まで移動した 「ちょっと調べたほうがいいのかしら?」 胸騒ぎの原因を探すために、蝙蝠を模した翼を広げバルコニーから庭に優雅に降り立つ そのまま門に向かい歩いていった 「あ、お嬢様」 なぜか美鈴は門の外側ではなく門の内側にいた。普段と立ち位置が逆である。門番なら本来外に立っていなくてはならない 「どうしてここに立っているの? ・・・・まあいいわ。私すこし出かけてく…」 「あの~~」 美鈴は俯き、言い辛そうな顔をする 「なにかしら?」 「私、今とてもお腹が空いてるんですよ。あと喉も渇いてまして…」 「それで?」 「何か食べるものと飲み物を持ってきて頂けないかな~~~なんて?」 「はあ?」 主を使い走りにする門番の神経を疑った 「何ワケのわからないことを言ってるの、そんなの自分で行きなさい」 無視して美鈴の横を通り門を潜る その瞬間 「ガァッ!!!」 突然、開いていた門が閉まりレミリアを挟んだ 体の骨が何箇所も同時に破損した それでもなお門の扉はレミリアの体を万力のように締め上げる 「め、い・・・・り・・・ん」 これを美鈴がやっているのかは分らないが、挟まれて90度横になってしまった首を強引に回して美鈴を睨む 睨まれた美鈴は先程のオドオドとしていた様子とは真逆の冷静な顔をしていた 「ここを通りたいなら私の出す条件を守って頂かないと」 「な、にを、、、いって・・・・ぎゃぅ」 生命に関わる亀裂が自分の体に入る音が聞こえた レミリアの目の前までやってきて美鈴は構える その拳から殺意がありありと伝わってきた 何の慈悲も無く、その拳は放たれた ※ ※ ※ 「体がッ!? 首が!? ・・・・・・・・へ?」 レミリアは気がつけばまた館のバルコニーにいた 「一体・・・」 空を見上げると先程と同じ、月明かりを隠す曇天 「さっきの紙・・・?」 テーブルの上にはまたあの紙が置いてあった ________________________________________________________ 『 コウマカン ノ モン ヲ クグレバ アナタ ノ カチ 』 【やってはいけないリスト】 ・門以外の場所から外に出るな・美鈴の要求を叶えればゲームクリア ・美鈴の許可無く門を潜るな・記録者を探せ ・日傘を受け取るな・地下室に行け ・メイドに危害を加えるな・咲夜が落としたナイフの柄は青色 ・図書館の扉を開けるな・小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ ・ワインを零すな ※ ※ ※ ________________________________________________________ 「何が起きてるの? 時間が巻き戻ってる・・・?」 状況はまだ把握しきれないが、自分が得体に知れない“なにか”に取り込まれていることだけは理解できた 「ん。この紙、裏にも?」 裏面にも何かが書いてあることに気付く ________________________________________________________ この世界は現実ではなく、プレイヤーであるレミリア・スカーレットが見ている夢である。 この世界はループしており、プレイヤーはクリアするまで何度も挑戦させられている。 この世界の住人の行動はパターン化されており、一定の動き・会話しか出来ない(記録者は例外)。 所々に用意されたイベントを掻い潜り、カタカナで書かれている条件を満たせばステージクリア。 【ルール】 ・【やってはいけないリスト】の行為を行なった場合、そのプレイヤーは死亡又は殺害され残機が一つ減る ・残機が無くなると記憶がリセットされて最初の状態に戻る(これをコンティニューと言う) ・残機の数は表面の※の数でわかる 【この紙について】 ・ここに書かれてある文章は何度コンティニューしても消えない ・この紙を消失・紛失した場合、次のコンティニューまで再発行されない(紙は消失する前の状態で発行される) ・【やってはいけないリスト】は死亡した場合にのみ自動でその死因が追記される 【記録者について】 ・ゲームのルール説明、記録を行なう者。ゲーム中に一人だけ存在する ・【やってはいけないリスト】を行なったプレイヤーを殺害する役割も持っているため注意が必要 ・故意にプレイヤーを妨害することは無い。手助けもしれくれない _________________________________________________________ こちらの面は全て手書きで書かれていた 「誰の字かしら?」 明らかに自分の筆跡ではなかった ――この世界は現実ではなく、プレイヤーであるレミリア・スカーレットが見ている夢である 「これが夢?」 自分の頬を抓ったが普通に痛かった 「馬鹿馬鹿しい」 口ではそう言ったものの、紙を四角く折りたたんで丁寧にポケットにしまった バルコニーから館内に戻ってすぐの廊下 夜中にも関わらず掃除をしている妖精メイドの集団と出くわした 中には小悪魔の姿もあった 「お嬢様、これからお出かけですか?」 妖精メイドの一匹が話しかける 「もしお出かけでしたら。こちらをどうぞ」 今度は小悪魔が日傘を持ち、前に出た 「いいえ、違うわ」 傘を受け取りを拒否した 「わかりました」 傘を持ったまま小悪魔はそそくさと行ってしまった 廊下を通るため、メイドに道を空けるよう命令しようと一匹に話しかける 「全員に隅に寄るように伝えなさ…」 レミリアはメイドが持っている掃除道具を見て目を大きく見開き、絶句した 「アナタ達、それを何に使うつもり?」 「これですか?」 モップの先が銀製の槍になっているメイドが微笑む 「傘を受け取ったお嬢様を」 洗礼を施した灰の詰まったチリトリを持つ別のメイドが言葉を続ける 「殺すためですよ」 最後に、聖水の入ったバケツを持つメイドが傍にやってきてそう耳打ちした 「あなた達、自分が何を言っているのかわかっているの?」 「はい、このゲームにおいてそれが私たちの役割ですから」 メイドの一匹が粛々を告げた その言葉には遠慮も躊躇いも、物怖じすらなかった 『日傘を受け取るな』という言葉が頭を駆け巡る レミリアはポケットの中の紙を縋る様な思いで握り締めていた 再び門へやってきた 「あ、お嬢様」 相変わらず美鈴は門の外ではなく門の内側にいた 「あの~~私、今とてもお腹が空いてるんですよ。あと喉も渇いてまして…」 「らしいわね、さっきも同じことを聞いたわ」 「何か食べるものを持ってきて頂けないかな~~~なんて?」 全く同じ台詞を同じ口調で美鈴は言う 「それは重要なこと?」 「はい、お嬢様がこの門を無事に潜りたいのでしたら」 それを答える時の美鈴の目の明暗がどこかおかしかった この目の時の美鈴は、何故だか美鈴ではないような気がした ――美鈴の許可無く門を潜るな と書かれているのを思い出す 「食べものと飲み物を持って来れば通してくれるのね?」 「はい。それでゲームクリアです」 ――美鈴の要求を叶えればゲームクリア これもあの紙に書いてある内容と全く同じだった 玄関から館に入り食堂へ向かう 暗がりの中に小さな電灯が浮かぶ その電灯の下で調理を行なっている者が一人 「咲夜」 「あら? お嬢様・・・」 厨房の電灯の下で調理をしていた咲夜は手を止めて主を見る 「何をしているの?」 「明日の朝の仕込みですわ」 食堂の長テーブルの端っこに座り咲夜に話しかける 「美鈴に差し入れをしたいのだけれど、何かあるかしら?」 「わかりました、しばらくお待ち下さい」 従者はそう言ったが、レミリアは全く待たされなかった 「お待たせしました」 「早いわね、時間を止めたの?」 「・・・・・・」 その問いに咲夜は答えない。普段なら何か気の利いた台詞でも言ってくれるのだが今回それは無かった 盆にドーム状の料理を外気から保護する容器を被せてレミリアの前までやって来る 「あっ」 運んでくる途中、盆の上から何かが落ちた 足元に落ちたソレは咲夜の歩く足に蹴られて滑り、レミリアが座るテーブルの下に潜り込んだ 「拾って頂けませんか? お嬢様」 「なんで私が・・・・・・咲夜?」 咲夜はまるで銅像のように動かなくなった これもシナリオを進める上で避けて通れない事柄なのだと知る 「いいわ、拾えばいいんでしょう?」 レミリアはテーブルの下を覗き込んだ 「ん?」 ナイフは二本あった。赤い柄のナイフと青い柄のナイフ 咲夜がナイフを落として蹴ったのは一瞬の出来事 「これね」 しかし吸血鬼の動体視力は咲夜が落としたナイフの色を暗がりの中でもはっきりと捉えていた 迷うことなく青い柄のナイフを拾う 「ありがとうございます」 テーブルの上に盆を置き、主が差し出すナイフを受け取る咲夜 「そうそう。ついでに飲み物も欲しいのだけれど」 「でしたら玄関の近くの廊下にワインが置いてあります」 (そんなのあったかしら?) ここに来る前に玄関を通ったがそんなものは見当たらなかった 「では私はこれで失礼しますね」 咲夜は一礼すると去ってしまった 食堂で一人になったレミリアは長テーブルの上に紙を広げる ________________________________________________________ 『 コウマカン ノ モン ヲ クグレバ アナタ ノ カチ 』 【やってはいけないリスト】 ・門以外の場所から外に出るな・美鈴の要求を叶えればゲームクリア ・美鈴の許可無く門を潜るな・記録者を探せ ・日傘を受け取るな・地下室に行け ・メイドに危害を加えるな・咲夜が落としたナイフの柄は青色 ・図書館の扉を開けるな・小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ ・ワインを零すな ※ ※ ※ ________________________________________________________ 「なんだ、青い柄のナイフってもうここに書いてあるじゃない」 続いて裏面を見た ________________________________________________________ この世界は現実ではなく、プレイヤーであるレミリア・スカーレットが見ている夢である。 この世界はループしており、プレイヤーはクリアするまで何度も挑戦させられている。 この世界の住人の行動はパターン化されており、一定の動き・会話しか出来ない(記録者は例外)。 所々に用意されたイベントを掻い潜り、カタカナで書かれている条件を満たせばステージクリア。 【ルール】 ・【やってはいけないリスト】の行為を行なった場合、そのプレイヤーは死亡又は殺害され残機が一つ減る ・残機が無くなると記憶がリセットされて最初の状態に戻る(これをコンティニューと言う) ・残機の数は表面の※の数でわかる 【この紙について】 ・ここに書かれてある文章はコンティニューされても消えない ・この紙を消失・紛失した場合、次のコンティニューまで再発行されない(紙は消失する前の状態で発行される) ・【やってはいけないリスト】は死亡した場合にのみ自動でその死因が追記される 【記録者について】 ・ゲームのルール説明、記録を行なう者。ゲーム中に一人だけ存在する ・【やってはいけないリスト】の行動を取ったプレイヤーを殺害する役割も持っているため注意が必要 ・故意にプレイヤーを妨害することは無い。手助けもしれくれない _________________________________________________________ ――この世界はループしており、プレイヤーはクリアするまで何度も挑戦させられている 美鈴の時から薄々わかってはいたが、これでこの紙に書いてある事が全て真実であることを確信した 咲夜に渡された盆を両手で持ち廊下を進む 図書館の前を通りかかったその時 「ゴホ、ゴホン、、ゴホン、ゴホゴホゴボ…ッ うぅ……」 扉越しに誰かの咳き込む声が聞こた 「パチェ大丈夫? 発作なの?」 咳き込む声の主が喘息持ちの友人パチュリー・ノーレッジだと瞬時にわかった 「ハァッ、ぐっゴボンゴボンゴボンゴンゴンゴンゴンゴン、は、ハァっ、ヒ―――…ゴボンゴボンゴボンゴボっ、レミィ、たすけ…」 苦しみ具合から、それが非常に危険な状態だとわかった 「待ってなさい、今そっちに!」 慌てて盆を床に置き、扉に手をかける ――図書館の扉を開けるな 「ッ!!」 【やってはいけないリスト】の文が頭を過ぎる 「ゼヒィ…ゼヒィ…ゼヒィ…、ねぇ早く・・・コヒュゥ、コヒュゥ、、コヒュゥ・・・・・」 友人の呼吸が段々と弱弱しくなっていき事態は一刻を争う しかし、レミリアは扉を握ったまま動かない 奥歯を強く噛んで扉を開けたくなる衝動を抑える レミリアは扉から手を離し、盆を持ちその場を離れた 「げほっげほゲホゲホンゲホン・・・ゼィゼィ・・ぅゲホンゲホンゲホンゲホンゲホゥげホッ、、ハァッ、ハァッ、げほ、ハァッ」 パチュリーが咳き込み音を背中に受ける 「パチェをこんな形で登場させるなんて、本当に悪趣味ね」 盆を持っているせいで耳を塞ぐことが出来なかった 廊下の突き当たり、分かれ道までやってきた 右に進めば玄関にいけるのだが、あえて左の道を選んだ 曲がり進んでいくと地下へと続く階段が現れる 階段を降りていき、彼女の妹、フランドール・スカーレットの地下室にたどり着く 現実の世界でも滅多に来ることの無い場所 ――地下室に行け 自身が書いたこの文に従い、ここまでやって来た 大袈裟なまでに分厚く頑丈な扉 その扉をノックもせず、レミリアは慎重に開ける 広さわりに必要最低限の家具しか置いてない殺風景な部屋 見回すとベッドから薄黄色の髪が見えた (寝てる?) 起こしてもいいものか? と考えていると 「日光で焼け死んだのが9回。メイドに殺されたのが6回、パチュリーに8回。咲夜に6回。美鈴に9回。私に0回。小悪魔に19回」 寝ていると思っていたフランドールが急に喋りだした 「何を言っているの?」 怪訝な顔をしていると「お姉さまの死亡内訳」と言ってフランドールはベッドから体を越した 「あなたが記録者?」 「ええそうよ。全く、損な役回りだわ」 肩をすくめた 「これはあなたが書いたの?」 紙の裏面を見せた ________________________________________________________ この世界は現実ではなく、プレイヤーであるレミリア・スカーレットが見ている夢である。 この世界はループしており、プレイヤーはクリアするまで何度も挑戦させられている。 この世界の住人の行動はパターン化されており、一定の動き・会話しか出来ない(記録者は例外)。 所々に用意されたイベントを掻い潜り、カタカナで書かれている条件を満たせばステージクリア。 【ルール】 ・【やってはいけないリスト】の行為を行なった場合、そのプレイヤーは死亡又は殺害され残機が一つ減る ・残機が無くなると記憶がリセットされて最初の状態に戻る(これをコンティニューと言う) ・残機の数は表面の※の数でわかる 【この紙について】 ・ここに書かれてある文章は何度コンティニューしても消えない ・この紙を消失・紛失した場合、次のコンティニューまで再発行されない(紙は消失する前の状態で発行される) ・【やってはいけないリスト】は死亡した場合にのみ自動でその死因が追記される 【記録者について】 ・ゲームのルール説明、記録を行なう者。ゲーム中に一人だけ存在する ・【やってはいけないリスト】を行なったプレイヤーを殺害する役割も持っているため注意が必要 ・故意にプレイヤーを妨害することは無い。手助けもしれくれない _________________________________________________________ 「そうよ。妹の筆跡くらい知っておいてくださいな」 「なぜ書いてくれたの?」 「『書いて』と泣きついてきたのはお姉さまよ。ここに来た3回目の時に。あ、ちなみにこれは手助けの内にはならないから」 レミリアと口頭でした会話を書面にしただけだと彼女は補足した 「それにしても、まだ一回しか死んでないのにここに来るなんて大躍進じゃない」 「ッ!!」 レミリアは大きく後ろに下がり、近づいてくる妹から距離を取った 「それ以上近づかないで頂戴」 「夢でまで私を拒絶するつもり?」 「隙を見せた瞬間あなたに殺されるなんて御免よ」 「私はお姉様を殺した回数は0よ? もう少し信頼してくれてもいいじゃない?」 「それは偶然かもしれないでしょう」 何処に自分が殺される要因があるかわかったものではない。紅魔館の中でも妹が最も安心できない存在である 「まぁそれくらいの警戒心があればステージクリアも近いわね・・・・・・・ところで何か訊きたいことはある?」 「そうね・・・・」 顎に手を当ててレミリアは長考した 「【やってはいけないリスト】の行動を取ったあとに殺しに来たやつを返り討ちにするのは有り?」 「無理よ。抵抗しようとすると体が急に動かなくなるわ、回避不可よ。他には?」 「誰がこんな悪趣味な遊びを思いついたの?」 「また同じことを言わせるの?」 この質問は事前に何度かしたらしい 「まあいいわ大方検討はつく」 「どうだか」 口元に手を当ててフランドールは薄っすらと笑った 「そういう思わせぶりな態度は周りの反感を招くだけよ? お姉様」 「何が言いたい?」 その態度にレミリアは苛立った 「別に。さっさと運命操ってクリアしたら? ってこと」 「ふん、言われなくても」 売り言葉に買い言葉 額に青筋を浮かべながらレミリアは地下室を出ていった 「・・・・・」 呆れたような、残念なような、複雑な表情を浮かべて彼女はベッドに腰を下ろて姉を見送った 紅魔館の玄関に繋がる廊下を歩く 廊下の先に、布巾で調度品を磨く小悪魔が一人だけ居た その小悪魔の近くにはミニテーブルが設置してあり、その上にワインボトルが置いてあった 「あれが咲夜の言っていたワインボトルね」 最初に通った時には存在しなかったため、あのイベントをクリアしないとワインは発生しないのだとわかった あのワインと今手に持っている夜食を美鈴に届ければゲームクリアである レミリアとワインボトルは距離にして20メートルほど離れていた それに近づこうとした時 「あっ」 近くで掃除していた小悪魔の肘がそれにぶつかった 「へ?」 予想外の出来事にレミリアは呆気にとられ、我に返ったときには床の絨毯にワインが染み込んでいた 「このワインは零したらいけなかったんです」 小悪魔がそう言った後、レミリアの周囲に無数の弾幕が発生する 「理不尽かもしれませんが、そういうルールなんです」 逃げ場を探そうとするが体が言う事を聞かない 盆を持った状態で体は硬直していた ――ワインを零すな 「それがこのイベントの主旨というわけね」 レミリアは観念して目を閉じた ※ ※ 目を開けるとスタート地点であるバルコニーの上にいた テーブルの上に紙を広げた ________________________________________________________ 『 コウマカン ノ モン ヲ クグレバ アナタ ノ カチ 』 【やってはいけないリスト】 ・門以外の場所から外に出るな・美鈴の要求を叶えればゲームクリア ・美鈴の許可無く門を潜るな・記録者を探せ ・日傘を受け取るな・地下室に行け ・メイドに危害を加えるな・咲夜が落としたナイフの柄は青色 ・図書館の扉を開けるな・小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ ・ワインを零すな ※ ※ ________________________________________________________ ※(こめじるし)の数が減ったことだけ確認してレミリアは紙を畳んだ 残機は残り二つとなったが、レミリアは悲観していなかった 「要は夜食とワインを持って門へ向かえばいいだけの話」 意気揚々とレミリアは館の中に入った 廊下に出るとすぐにメイドの集団と出くわし、小悪魔が差し出す日傘を断り廊下を抜けて食堂へとやって来た 食堂の奥の厨房、薄暗い電灯の下で変わらず咲夜が調理をしていた 近づき、まな板を覗き込むが咲夜は何の反応も示さない。ただ無言で作業に没頭している 指を鳴らしてみてもこちらを向くことは無かった (何か不気味ね) その咲夜が一瞬だけ血の通わない機械に見えた 耐えかねて声をかけた 「咲夜」 「あら? お嬢様・・・」 電灯の下で調理をしていた咲夜はその声でようやく主の存在を認識した もしかしたら自分が話しかけなければ咲夜は一生あの動作を繰り返していたのかもしれない 「美鈴に差し入れをしたいのだけれど、何かあるかしら?」 「わかりました、しばらくお待ち下さい」 先程と全く同じ会話 しかし今度はすぐに料理は出来なかった 「まだなの?」 痺れを切らして話しかける 5分ほど咲夜の後ろで待ったが一向に終わる気配がない さらに10分ほど待っても咲夜はまな板にナイフを走らせていた 立ちっ放しで待つのにもいい加減うんざりしたので厨房を出て長テーブルの椅子に掛ける 椅子に座った瞬間、咲夜は「お待たせしました」と言った (ああ、そういうこと) なんとなくだがこのゲームの仕組みがわかった その後、咲夜が落としたナイフを拾い、夜食を受け取る 図書館の前を通るとパチュリーの咳き込む音が聞こえてきた 最初に聞いた咳き込み方と一字一句違わないことにむしろ賞賛を覚えた 図書館から一定の距離を置くと急にパチュリーは咳き込まなくなった 「戻ったら、またパチェは咳き込みはじめるのかしら?」 試したくもあったが、友人の喘息で遊ぶのはさすがに気が引けた そして、先程小悪魔がワインを落とした廊下までやってくる 小悪魔は布巾をもった状態でピタリと制止していた それはまるであの辺りだけ時間が止まっているかのようだった 「なるほど、私が近づいたらワインを落とすイベントが発生するわけね」 レミリアはそのことを確認すると紅魔館の地下室に足を向けた 紅魔館の地下室 「あとは小悪魔が割る前にワインを回収するだけ。簡単じゃない」 レミリアは得意げな顔で妹を見た 「私の瞬発力なら楽勝よ」 小悪魔が数十メートル離れた場所でワインを落としても、吸血鬼の脚力をもってすればその距離を一瞬で縮める自信があった 「それはどうかしら?」 勝利を確信した姉を妹は意地悪く笑った 「あら負け惜しみ?」 レミリアも口の両端を吊り上げて笑い返した 「別に私はお姉様の敵ではないわ。あくまで中立よ。ただ自分の死亡内訳を聞いたのに何も思わないのかな?って」 フランドールは目を閉じると復唱しだした 「日光で焼け死んだのが9回。メイドに殺されたのが6回、パチュリーに8回。咲夜に6回。美鈴に9回。私に0回。小悪魔に20回」 「20回ィ!!?」 「そう、全部ワインが零れての強制死亡エンド」 「なんでそんなにもあの子に殺されなきゃならないのよ?」 レミリアは紙の『美鈴の要求を叶えればゲームクリア』を指差した 「私がこれを書き込んだのは何回目のコンティニュー?」 「7回目よ。お姉様」 7回目でゲームの流れに気付いておきながら。小悪魔のイベントを20回も失敗するのは明らかに異常だった 「何か細工が?」 「良い発想ね」 一旦地下室を出て小悪魔がいる廊下まで行き、遠目にワインボトルを観察する あることに気付き、レミリアは地下室に戻ってきた 「どうだった?」 「やられた。ワインボトルのコルクが外してあったわ」 たったそれだけ、しかしプレイヤーにとっては致命的な仕掛け 予めコルクを外しておけば、仮に割れずにキャッチ出来ても跳躍時かなりの勢いがあるため、高確率で中身が零れてしまう 「最悪のトラップね。あれじゃあ、もうお手上げよ」 「なら私とここに一生引きこもる?」 「お断りよ」 クリアの糸口を見つけるべく紙を何度も読み返す ――小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ 「 あ 」 今まで意味が分らず、気に留めていなかった書き込みが目に留まる バルコニーから館に戻った時に出くわすメイドの中に小悪魔が居るのを思い出した 「その時に小悪魔を行動不能にさせれば・・・」 ワインボトルを零すというイベントは発生しない 過去の自分のメッセージをレミリアはしかと受け取った 攻略法はわかったが、そのためには一度死亡して再スタートする必要があった 「一番苦痛を伴わない死に方はあるかしら?」 「うーーん」 フランドールは眉間を押さえて数秒唸ってから顔を上げた 「私かしら?」 レミリアに掌を見せてからグッと閉じる 「却下」 「じゃあその辺にいるメイドの頬を叩いたら? メイド長が殺しに来てくれるわ」 「それもパス」 「図書館の扉を開けると猛毒ガスが出てくるわ」 「苦しいのは嫌だと言ったでしょう」 「門以外の場所から外に出るといきなり朝になって焼け死ねるわよ?」 「そういった死に方も遠慮するわ」 「お姉様、我が侭」 フランドールは頬を膨らませて不満を訴えた 「殺させるなんてまっぴらよ」 「じゃあ気絶したら? 気を失うと死亡扱いになるわ」 「本当に?」 妹はこくりと頷いたのを確認して、地下室の隅へ歩いていく 冷たい石造りの壁に額をつけてから体を大きく仰け反らす 勢いをつけてレミリアは壁に頭突きをした 「か・・・は・・・ぁ・・・」 視界がぐわんと歪み、景色が赤く染まる 時間の経過と共に意識が削られているのがわかる 「しかし癪ね」 混濁する頭の中に残った思考をかき集めて、妹に語りかけた 「何が?」 「主催者の思惑通りにシナリオを進めることがよ」 手のひらの上で転がされているような気がして、額の痛みと共に悔しさがこみ上げて来た 「だから決めたわ」 次のゲームで主催者に一矢報いることを 「私は私なりの方法で、このゲームをクリアするわ」 ※ 「運命を操る私が、他人の書いたシナリオに従うなんて冗談じゃないわ」 バルコニーから庭に飛び降りる そして美鈴の前にやってきた 「あ、お嬢様」 門に来るのはこれで三度目になる 「あの~~」 俯き、言い辛そうな顔をして美鈴は指をもじもじと動かす 「私、今とてもお腹が空いてるんですよ。あと喉も渇いてまして…」 同じ台詞、同じ態度 「何か食べるものと飲み物を持ってきて頂けないかな~~~なんて?」 「・・・・」 美鈴の言葉を無視する レミリアは体から小さな蝙蝠を作り出して門に向かって飛ばす 蝙蝠は突然閉まった門の扉に挟まれ消滅した 今度は数匹まとめて飛ばしたが、全て挟み潰された 自分の体の一部で蝙蝠が門を通過してもゲームクリアになるのではないかと考えたが、その淡い期待は打ち砕かれた 「まあいいわ、想定の範囲内よ」 今度はその辺にある石を投げ捨てる。すると門がその石を挟み粉砕した この門は外に出るものを例外なく攻撃するらしい 「うちの門番もこれくらい鉄壁だと助かるのだけれど・・・」 玄関から中へ入るとすぐに掃除をするメイドの集団と出くわした。紅魔館の中に入るとまず最初にこのイベントが発生するらしい 「お嬢様、これからお出かけで…」 メイドの言葉を最後まで聞かず、後ろの方に待機していた小悪魔の胸倉を掴んで仰向けに押し倒した。その拍子に日傘が転がる そのまま腹に乗りかかりマウントを取る ――小悪魔は出会った瞬間に殴り倒せ 「よくもまあ20回も殺してくれたわね」 「ぅごっ!! 」 小悪魔の頭を潰さないように加減して殴りつけた 掃除をするメイドに混じって行なわれているその光景は、非常に異質なものだった 20発きっかり殴り終えると、レミリアは小悪魔からどいた 「だれか、ハンカチをもっているならこの子の顔にかけてあげなさい」 ヒラヒラと手を振り、レミリアはその場をあとにした 食堂と図書館を素通りして、地下室へとやってくる 「小悪魔は?」 「再起不能。少し顔の形が変わったけれど、一ヶ月で元通りに治る程度には加減したわ」 「20回も殺されたのに寛大な処置ね」 「夢とはいえ、死ぬのは最小限のほうがいいでしょう?」 この時、フランドールはレミリアが手ぶらだったことに気付いた 「美鈴に持っていく夜食は?」 「心配ないわ、いいから一緒に来なさい」 妹の手を引く 「え、ちょっと?」 フランドールを連れてレミリアは地下室を後にした 玄関へと続く廊下の途中 夢の中とはいえ、手を繋ぎ地下室から妹を連れ出したのは初めてのことである 「幽閉されていた495年。そして軟禁状態の今日まで寂しくはなかった?」 思えば今までこの妹を散々仲間ハズレにして過ごしてきた 「無視し続けた張本人のあなたがそれを訊くの?」 「だからこそ知りたいの」 語尾を少し強め、早く答えるように促す 地下に引きこもっているのは彼女の意思だが、その胸中はずっとわからないままだった 「その質問は無意味よ」 この世界の住人は全てレミリアが作り出した妄想の産物に過ぎず 夢の中の相手に尋ねるのは自問自答と変わらない 「・・・そう」 その後は終始無言で姉妹は門を目指した 夜食もワインも持たず、妹だけを連れてレミリアは門と対峙する 「何度も言うようだけど、食べ物と飲み物が無いと美鈴は通してくれないわよ?」 「わかっているわ。だから・・・」 妹の後ろに回り込んだ 「あなたが食べ物と飲み物になりなさい」 「え?」 レミリアは門に向かいフランドールの背中を押した 金属が触れあう耳障りな音がした後、門の扉が血しぶきで汚れた 「ご・・・ほ・・」 腰のところで潰されたフランドール。骨盤は完全に拉げて磨り潰されている 上半身と下半身が骨髄で辛うじて繋がっているような状態だった 足も持つと、妹は上と下に綺麗に別れた 下半身の方を門番の前に引きずっていく 「ほら美鈴、持ってきたわよ。食べ物と飲み物」 「わー♪ おいしそうですねー♪」 本来は咲夜の手料理とワインボトルを前にして言う台詞 「いただきます♪」 何の疑問も持たずフランドールの足に噛み付き、肉を引きちぎり咀嚼する 美鈴は『咲夜が作った夜食と、ワインを持って来い』と言ったわけではない。『何か食べるものと飲み物を持って来い』と言った 故に、持ってくるのは美鈴にとって食べられて飲めるものなら何でも良のでは? とレミリアは思案した 屁理屈同然の行動。しかし、ゲームはそれを有効だと認めた 「つくづくプレイヤーをバカにしたゲームね。もしかしたらもっと楽にクリアする方法もあったのかしら?」 吐き捨てるようにそう言った。バカ正直にクリアに専念していた過去の自分が憐れに思えてくる 「美鈴、ここを通ってもいいかしら?」 「はいどうぞ。お通りください」 フランドールの血を啜り、口元を真っ赤に染めた美鈴は答えた 「ずいぶんと残酷なことをしてくれたわね」 門の下に残った妹の上半身がレミリアを見た 「いいじゃない。どうせ夢なんだから」 「夢でもやって良いことと悪いことの区別くらいつけてよ」 痛がる素振りこそ見せないが、時間の経過と共にフランドールが弱っていくのがわかる 「もし私がさっきの廊下でお姉様のした質問に『寂しい』と答えていたら、こんなエゲつない方法は取らなかったのかしら?」 「さあ? どうでしょうね」 美鈴のほうを見ると、既にフランドールの半分は無かった。残りの半分も完食するためにフランドールの上半身の方に向かい歩く 「こ、のゲー、ムは、ね。フく雑、な、計サンのう、エニ成、り立っているの・・・・」 美鈴に高い高いされながらフランドールは無機質な声色で喋りだした 「それで?」 「バグ、が、ハっせいシナイことヲ、いのってる・・・わ」 喉を噛み付かれると妹は動かなくなった その光景から顔を背け、レミリアは門を潜った 「これで茶番も終わりよ」 門の外の土を踏みしめるのと同時にレミリアの視界を闇が覆った ※ ※ ※ ※ 「そんな・・・・」 紅魔館の門の外、そこにレミリアは立っていた 雲が晴れ満月が彼女を照らす 「夢は終わったはずじゃ・・・」 自分の手が一枚の紙切れを握っていることに気付く ___________________________________________________ 『 ハクレイジンジャ マデ タドリツケバ アナタ ノ カチ 』 【やってはいけないリスト】 ※ ※ ※ ※ ___________________________________________________ 「冗談でしょ・・・・・」 レミリアは今まさに、絶望を体感していた あれほど苦労して脱出した紅魔館にあっさりと戻り、地下室を目指す 途中、顔に痣一つしかない小悪魔とすれ違ったが視界に入らなかった 地下室の扉を乱暴な手つきで開ける 「これは一体どういうこと!? 答えなさい記録者!!」 ベットで布団をかぶる妹を怒鳴りつける 「無視するな!!」 布団を引っぺがす 「・・・・・・・・・」 ベッドに眠るフランドールには下半身が無かった フランドールの上半身が横たわっているだけである 『こ、のゲー、ムは、ね。フく雑、な、計サンのう、エニ成、り立っているの・・・・』 『バグ、が、ハっせいシナイことヲ、いのってる・・・わ』 「ふふふふ・・・・あはははははははははははははははははははははははは!!!!」 盛大に笑った。笑うしかなかった 余計なプライドを優先させたせいでバグが発生し、記録者という羅針盤を失ったのだと知った この世界に永久に閉じ込められたのかもしれないという不安が彼女に圧し掛かる 「きっ……ヒヒヒヒヒひヒヒヒヒヒヒひひヒヒヒヒヒヒヒひヒヒヒヒヒヒひひひヒヒヒヒヒヒひ」 半狂乱し血が出るほど頭を掻き毟る 「クフフフフフふふふフフフフフふフフフフぐフフフフフフフフ」 そのまま白目を向いてレミリアは仰向けに倒れた 「あれ? ちょっとしたジョークのつもりだったんだけど」 フランドールは体を起こす 「よっこいしょ」 ベッドに空けた穴から、自身の下半身を引き貫いた ベッドに自分のウエストと同じくらいの大きさの穴を開けて、そこに腰から下を入れて寝た振りしていただけだった 人体切断の手品でよく使うトリックである 「どうしよう、こんなので残機減らさせちゃった」 先程のささやかな仕返しのつもりだったのだが、予想以上のリアクションを取られて戸惑う レミリアのポケットから紙を出して広げる ___________________________________________________ 『 ハクレイジンジャ マデ タドリツケバ アナタ ノ カチ 』 【やってはいけないリスト】 ・気絶するな ※ ※ ※ ___________________________________________________ 記録者は紙の右側にペンで『フランドールは生きているのでご安心を』と書き足してからレミリアのポケットに戻した 「ようこそ、セカンドステージへ」 夢はまだ始まったばかりだった よっしゃ 続き来た! 紫の時は次に何が起こるかわからない不安と緊張感でハラハラしながら読みましたが、 レミリアは精神的に余裕があって普通にゲーム感覚で楽しめますね。 -- 名無しさん (2009-04-03 22 35 08) フランを見てポータルを思い出した 今回も終わりは博麗神社につくことがクリア条件になってたけど やっぱりそこになんかあるんだろうか -- 名無しさん (2009-04-03 22 46 10) フランの記録者らしからぬ優しさに惚れた -- 名無しさん (2009-04-04 12 12 50) おぉ、おもろい 次はゆゆ様か?かなこか? -- 名無しさん (2009-04-04 20 42 38) Hello and again -- 名無しさん (2009-04-04 23 22 42) かなり力が強いものがやらされてるだけなのか それともいろんな人がやらされてるのか もし強い奴だとしたら、えーりんとか山田あたりも出てきそうだ -- 名無しさん (2009-04-05 02 33 17) 次回は誰が!? -- 名無しさん (2009-04-07 15 08 37) 輝夜を動かそうぜ!! -- 名無しさん (2009-04-10 10 57 41) 博麗神社がラストステージとか? 短すぎるかな? あぁでも、主人公候補はいっぱいいるし丁度いいか・・ EDは全主人公とその他で宴会とか。でも、いじめスレだしな・・ -- 名無しさん (2009-04-10 11 36 28) これがお嬢様の妄想の産物なら相当なドM願望 -- 名無しさん (2009-04-11 05 20 50) フランちゃんさりげに優しい子 -- 名無しさん (2009-04-26 16 39 22) みんな、アリスを忘れるんじゃない! -- 名無しさん (2009-05-30 21 14 56) フランがもっと好きになった -- 名無しさん (2009-06-20 22 14 08) フランちゃんは優しい子 -- 名無しさん (2009-06-21 20 36 10) 紫のもレミリアのも平行世界の出来事で、その二人が出会うのも面白そうだな。 フランちゃん可愛いよウフフ -- 名無しさん (2009-09-04 04 38 53) ジョークってオイオイ -- 名無しさん (2009-09-13 14 12 52) 続編はまだか!? -- 名無しさん (2009-10-06 22 14 46) 続き>http //www35.atwiki.jp/th_izime/pages/1109.html -- 姫様 いぢめ (2009-10-08 00 05 24) ↑間違えた!>http //www35.atwiki.jp/th_izime/pages/985.html -- 神奈子様 いぢめ (2009-10-08 01 06 54) ↑URLありがとうございます。さとりいじめで終わっていて少し黒幕というかそういう部分が見え始めた所なので楽しみなんです。 -- 名無しさん (2009-10-08 06 34 15) 何度読み返してもフランが秀逸だなw -- 名無しさん (2010-02-03 11 15 47) フランじゃなくて子悪魔のほうを餌にすればよかったのに… -- 名無し (2010-02-13 01 09 44) フランちゃん可愛いな ナイス ジョークw やられるほうはたまったもんじゃないが -- 名無しさん (2010-03-11 23 32 48) お嬢様のバカさがそのままでいいね -- 名無しさん (2010-06-02 18 23 42) お嬢様のカリスマがwww -- 名無しさん (2010-06-02 20 40 16) おぜうひでぇw -- 名無しさん (2010-06-09 03 19 18) 一度死亡して再スタートする方法www -- グランジ (2010-07-15 17 18 39) 最後のやってはいけないリストがwww -- グランジ (2010-07-15 17 19 54) シュールなw -- 名無しさん (2010-07-17 17 02 44) フランちゃんのしゃべり方が大人だね というより原作に忠実 -- 名無しさん (2010-12-30 02 04 09) 女の子とムフフなことができるとういことでしょうか?(*´ω`)★ http //hemn.me/ver/twitter/ -- 姉さん (2011-10-26 02 24 59) 面白い -- 名無しさん (2014-06-29 02 38 11) 何このゲーム怖!レミリアざまぁ -- サクラクローバー (2014-10-12 09 05 22) やべえ 想像するだけでグロい でもそれが面白い -- ロリこん (2018-01-06 18 12 18) めちゃくちゃ良い作品 -- 名無しさん (2020-05-21 20 40 29) レミリアを虐めている作品は好き -- 名無しさん (2020-05-24 20 33 23) レミリア乙www -- 名無しさん (2020-05-30 13 35 10) あまりにも性格改変がひどすぎる駄作 -- ー! (2020-08-07 05 15 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/284.html
《符ノ弐“レミリア・スカーレット”》 No.190 Character <第三弾> GRAZE(4)/NODE(-)/COST(-) 種族:吸血鬼 【弐符】 伝説 先制 (自動γ): あなたのメインフェイズ終了時、〔あなたの冥界の上のカード1枚〕を裏向きにしてあなたの場にアクティブ状態でセットしても良い。以後、そのカードはキャラクター「サーヴァントフライヤー(GRAZE0、2/1、「種族:吸血鬼」)」として扱う。 攻撃力(10)/耐久力(6) 「明日は私が主導権を握る」 Illustration:井村屋あゆか コメント スペルブレイクをした、幼きミッドナイトクイーン。 毎ターン1体ずつサーヴァントフライヤーを場にアクティブで出す。 壱符レミリアに比べ、大きく攻撃力が上昇している。 攻撃10で先制持ちなので、素のままだとレミリア・スカーレット/1弾でも手が出せなかった八雲 紫やフランドール・スカーレット、四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾でさえも戦闘で一方的に破棄する事が可能となり、相手が先制を持っていない限りまず戦闘で負けないという驚異的な戦闘力を持つ。 とはいえ、大型キャラクターにとって脅威となるのは多くの場合戦闘による破棄ではなく死符『ギャストリドリーム』のような除去であり、特に大型キャラクター同士の戦闘で勝ててもあまり意味が無いというのが正直な所。 能力も場にアクティブで出るもののペースは1ターンに1体と悠長なものであり、出す手間を考えれば戦闘力でも能力面でもレミリア・スカーレット/1弾より敢えてこちらを採用する意義は薄い。 なので、やはりこちらも符ノ壱“レミリア・スカーレット”と同様に弐符であるという事を生かした採用が求められるだろう。 レミリア・スカーレット/1弾と違い冥界の上のカードをフライヤーとして場に出す為、小さな脱出劇などで回収する事で実質的に冥界から種類を問わずカードを手札に加えられる、というような芸当が可能。 関連 第三弾 レミリア・スカーレット/1弾 レミリア・スカーレット/5弾 レミリア・スカーレット/10弾 レミリア・スカーレット/14弾 符ノ壱“レミリア・スカーレット” れみにゃ 夢幻の紅魔チーム 紅月の女王チーム 真紅の魔神チーム いぬさくやといっしょチーム 冥符『紅色の冥界』 神槍『スピア・ザ・グングニル』 神術『吸血鬼幻想』 紅符『スカーレットシュート』 神鬼『レミリアストーカー』 魔符『全世界ナイトメア』 運命『ミゼラブルフェイト』 必殺『ハートブレイク』 紅魔『スカーレットデビル』 天罰『スターオブダビデ』 『スカーレットディスティニー』 サーヴァントフライヤー(裏向きキャラクター)